医療の本質を学ぶ姿勢と、
すべてを尽くす至誠を。

faculty of medicine

医学部 医学科

  • EPISODEエピソード

    臨床医学を学んだかつての1・2年生が、今や、雑談で医学を語っている

    解剖学教室は人体構造学(発生学、組織学、肉眼解剖学、神経解剖学)を学ぶ1・2年生と関わります。講義室へ向かう途中、臨床医学を学ぶかつての1・2年生と廊下ですれ違います。彼らが臨床医学の内容をスムーズに話しているのを聞くと、「あ、成長しているんだな」と思います。

    かつては飲み会やクラブ活動の話、膨大な暗記を強いる解剖学への恨みごとしか聞こえてこなかった人たちが、今や、雑談で医学を語っているのです。基礎医学が無駄になっていないことを知り嬉しくなります。

    左冠動脈の前下行枝が解剖学では左冠状動脈の前室間枝と呼ばれていたことを覚えている学生が何人いるか、自信はありませんが・・・ともかく継続は力なりです。素晴らしい医師を目指してコツコツと医学の習得を積み重ねていってください。

    解剖学教室 教授

    近藤 洋一こんどう よういち

  • EPISODEエピソード

    与えられた場所で咲く覚悟

    元々、医学部の学びに興味が持てなかったんです。だから大学の雰囲気にもなじめなくて。でも5年次のコア・クリニカル・クラークシップで、担当した患者さんへ最後の挨拶に行ったときに手紙をいただいて。感謝の言葉とともに「これからも、がんばってね」とエールが書いてました。その手紙を読んで、泣いちゃって。

    私はその患者さんに対して、話をお聞きすることしかできませんでした。医師と同等の知識があれば、もっとできることがあったと思うんです。そう思ってから意識が少し変わりました。

    母にこう言われたことがあります。「与えられた場所で咲きなさい」。逃げずに、覚悟を持って取り組む大切さを、教えてくれてたんだと思います。患者さんは、病気から逃げたくても逃げられない状況ですよね。それをサポートする医師が逃げていたのでは、患者さんは一向に治らないんです。

    医学部 第5学年 

    松本 知明まつもと ちあき

医学の研究も臨床も、これまでの先人が培ってきた努力の上に成り立っています。
そして今医師となることは、これからの医療の道をつくることにもつながるのです。
そのひとりとして活躍するために必要なのは、目の前の人に向き合う誠実さと、
謙虚に学びを続ける自律した精神。
大阪医科薬科大学では、多くの実践の場を通じてそうした人間性を育みます。

NEWS

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  1. お知らせ

    医学部6年生の寺井千史さんが優秀賞を受賞

  2. お知らせ

    大阪医科薬科大学が誕生しました。

未来に届く学びがある

学びの特徴

臨床実習

グローバル・スタンダードに対応し、新カリキュラムの臨床実習時間数は計66週と大幅に増加。1年次の「早期体験実習」から、4〜6年次の診療参加型臨床実習(クリニカル・クラークシップ)まで、継続的に現場経験を積みます。

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Post-CC OSCE

卒業時の能力を評価する臨床実習後OSCE(Post-Clinical Clerkship OSCE;Post-CC OSCE)を実施しています。 臨床実習前に行われるOSCEは学生による医行為の違法性を阻却する他、基本的な医療面接、身体診察、臨床手技が手順通りにできるかを評価する意味合いがあります。Post-CC OSCEは、臨床実習で学んだ診察、診断、発表能力を総合的に評価し、卒後の初期研修との貫性担保のために行います。

Post-CC OSCEについて詳しく見る

アクティブラーニング

具体的なケースを用いて、グループで検討・討論する問題解決型の授業。PBL (Problem Based Learning) や TBL (Team Based Learning) などのアクティブラーニング手法を取り入れ、主体的な学びの場を増やしています。

アクティブラーニングについて詳しく見る

単位互換

2018年11月26日に中央教育審議会による「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」が答申され、「多様で柔軟な教育プログラム」の具体的方策として「大学間の連携による教育プログラムの多様化」が示されました。医学部臨床実習における単位互換協定締結は、双方医学部の教育改革につなげ、臨床実習を円滑かつ効果的に行うことを目的としております。

単位互換について詳しく見る

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人を知り学びを積む

6年間の学び

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    学年

    今後6年間にわたる医学部での学びの中で、“医師になるのだ”という覚悟を心に刻む1年間になります。医療プロフェッショナリズムの学びや準備教育を通じて、医療人としての心構えを身に付けます。1年次のカリキュラムは総合教育が主体ですが、その中には、人と自然との関係性や、命とは、など生命現象について考える科目が多く配置されています。生命科学の中心的分野の一つとされる医学を追究する上で、広範な視野を持つことは、非常に重要です。

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    学年

    2年次の基礎医学では、正常とは何か、病気とは何か、人の体の中で何が起こっているのか、など人体について深く学びます。基礎医学はその名のとおり“医学の基礎”。真剣に取り組まなければ、後に控える臨床医学の学びにおいて、発展はありません。医師の誰もが「2年次の基礎医学は、本当に大事。手を抜けば、取り返しのつかないことになる」と振り返るほど。将来、中身のない医師になってしまうか否かが、ここで決まると言っても過言ではありません。

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    学年

    2年次までに学んだ人体の構造や機能、病気の成り立ちといった基礎医学の知識をベースに、臨床医学の学びが始まります。教科書の内容を講義するだけではなく、学生と学生、学生と教員が積極的に意見交換を行うアクティブラーニングの手法を取り入れ、臓器・器官別に正常・異常、内科・外科、基礎・臨床といった全方位から学んでいきます。予防〜診断〜治療に至る一貫した流れも体験するため、臨床医としての初歩を学ぶといってもいいでしょう。得た知識を、患者さんの苦しみを解決する“生きた知識”にすることが大目標です。

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    学年

    4年次の臨床医学は、3年次から続く臓器・器官別の学びに、ライフステージ別の学びが加わります。人の一生を視野に入れ、それぞれのステージにおける医療を学び、先進医療とともに、地域医療にも対応できる基礎力を養うことが目標です。同時に”全人的に診る”視点を獲得しながら、医師にとって重要な”問題の本質を発見する”能力を磨き、コア・クリニカル・クラークシップ」へと学びをつなげていきます。アクティブラーニングでは、PBLやTBLチュートリアルを通じたグループワークやディスカッション、クリッカーや遠隔システムを利用した双方向授業を実施しています。

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    学年

    5年次は、4年次からの「コア・クリニカル・クラークシップ」を継続して行います。大学病院の全科を44週かけて回るこの実習は、大きく13のコースに分けられ、消化器なら“消化器コース”として診療科の壁を取り払い、内科・外科なども連動させて行います。学生に積極的な診療参加を促し、指導医の指導のもと、患者さん1人を担当、できるだけ多くの医行為を経験します。さらに現役医師が「最も難しい」という診断と、その後の方針決定、治療にも携わります。またチーム医療に参加することで、医師、看護師、薬剤師、他の医療従事者との多職種連携を経験する絶好の機会となります

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    学年

    5年次1月から6年次にかけて、22週間に及ぶ「アドバンスト・クリニカル・クラークシップ」を実施します。基本的には、学外病院、医療施設で実習することになります。5年次まで実習を行う大学病院は、特定機能病院であるため、紹介の患者さんがほとんど。一方、学外病院では、初診から患者さんを診るケースも多く、大学病院とは異なる環境の中で、新たな良い経験ができれば、将来の選択肢の幅は、大きく広がります。