大学機構

本学では、円滑な大学運営を目的として、各学部・研究科の教授会で審議された事項のうち、各学部・研究科に共通する教育研究に関する事項を協議する学部間協議会を設置しています。

また、各学部では、教育、研究、入試・広報、国際交流関係の活動を推進するためにセンター等を設置していますが、それらの学部間共通の項目を調整するため、2021年11月に、教育、研究、入試・広報、国際交流それぞれの機構体制を整備しました。機構という緩やかな結びつきの中で、学部間の共通課題を見出し企画・調整を行います。

さらに、各機構間の情報共有、調整を行うために機構調整会議を設置しており、審議事項を学部間協議会に報告することにより、大学全体の運営強化を図っています。

大阪医科薬科大学 大学機構図

教育機構

教育機構の構成員は私を含めて各学部の教育センター長(教務委員長)およびIR室担当責任者の5名から構成され、今後、教育分野での各学部間の情報交換、共通事項の抽出、企画、立案、実施を行います。まずは各学部の3ポリシー(アドミッション、カリキュラム、ディプロマ)を共有し、最終的に学部レベル、過程レベル、科目レベルで検討して、アセスメントポリシーとして全学の方針を定めます。さらに現在施行中の多職種連携教育(IPE)の今後の発展についての検討、数理・データサイエンス・AIプログラムの詳細な内容の決定、3学部共通のFD開催を企画・実行などに取り組んでいます。

教育機構長 内山和久

学生生活支援機構

この度、学生生活支援機構の機構長を拝命しました看護学部長の赤澤です。
機構は、各学部に設置する厚生補導に関わる組織を包括し、学部共通事項の企画・調整及び諸案件の解決に努めて参ります。
本学「学生支援の方針」の通り、多様な環境におかれた学生一人一人が、安心して学生生活を送りながら学業に専念し、また、卒業後の人生が充実したものとなるよう支援します。

学生生活支援機構長 赤澤千春

研究機構

この度、研究機構長を拝命しました薬学部長の大野です。新たに発足する研究機構では、医学研究支援センター長の近藤洋一教授、薬学研究支援センター長の中村任教授、看護学実践研究センター長の荒木孝治教授を副機構長として、3学部間での情報交換と大学に共通する課題の解決に取り組んで参ります。
また、学内外における研究学術交流や産官学連携事業を推進し、本学の研究成果を国内外にタイムリーに配信して行きたいと思っています。教育力とともに、研究力は大学運営の要です。
微力ながら、本学研究力の向上に全力で取り組む所存ですので、何卒よろしくお願い申し上げます。

研究機構長 大野行弘

入試・広報機構

医療系総合大学における高大接続を推進するために全学的な調整を行うことができるように入試・広報機構を整備しています。
この機構は全学のアドミッションオフィスと位置付けられ、各学部に設置する入学者選抜に関する組織を包括し、本学の入学者選抜に係る調査・研究及び企画、立案、実施、解析等を全学的に推進することにより、本学の入試広報の充実を図り、もって有能な学生を確保します。
 
入試・広報機構長 佐野浩一

国際交流センター

2023年1月1日に本学国際交流の拠点となる国際交流センターが設置されました。国際交流センターは3学部の国際交流委員会の委員長を主要なメンバーとします。対面やオンラインなど様々な学びの場を提供し、海外の大学・病院を身近なものにすることで、学生や教職員個々の可能性をひろげ、ひいては本学の国際化に貢献できるよう、センターとしても努力していきます。
 
国際交流センター長 小野富三人