薬学教育研究センター

本学薬学部において、薬学教育及びモデル・コアカリキュラムに関する重要事項に係る業務を取り扱っています。薬学教育に関する制度設計及び方針の策定、薬学教育の自己点検・評価等の策定に関する制度設計及び方針の策定等の役割を担当しています。

主な役割

(1) 教育機構における教育関連業務
(2) 薬学教育及びモデル・コアカリキュラムに関する重要事項
(3) 薬学教育に関する制度設計及び方針の策定
(4) 薬学教育の自己点検・評価に関すること
(5) その他、学長及び薬学部長の指示を受けた業務

薬学教育センター長ご挨拶

 大学統合により2021年4月に大阪医科薬科大学が始動し、それに伴って統合前の大阪薬科大学において組織されていた教務委員会は薬学教務委員会に名称が変更となりました。その後、医学部と看護学部で設置されていた教育センターが薬学部にも導入され、2022年7月に薬学教育センターが新設されました。薬学教育センターでは、三学部合同の教育機構における教育関連業務をはじめ、薬学部における教育方針や制度設計を含む薬学教育プログラムの策定、そのプログラムの実施状況や学修成果に対する自己点検・評価などを中心に取り組むことを使命としています。
 本学薬学部の入学者は、全員6年制課程の薬学教育プログラムにて学修活動を進めていくことになります。薬剤師国家試験の受験資格は原則として6年制課程卒業者に限られていますので、本薬学部は6年制課程の教育機関であることの意味を十分に踏まえ、時代や社会から求められる薬剤師としての基盤を修得できる教育プログラムを展開していくことが重要と考えています。そうした薬学教育を実現していくためには、改訂が進められている薬学教育モデル・コアカリキュラムに基づく学修成果基盤型教育を確実に実施していくことが必要です。
 本学は大学統合により医・薬・看の三学部を擁する医療系総合大学となり、チーム医療の担い手となるための基盤を醸成する多職種連携教育を実施できる環境が整備され、その内容の深化が着実に図られています。また、薬剤師としての独自性を発揮するためには、薬学教育における基礎と臨床のつながりを体系的に身に付け、それを学修者が適切に表現できることが重要です。そうした応用力や実践力を培えるような教育を展開していくために、薬学教育センターは常に薬学教育プログラムの充実や改善に努め、学修者本位の教育の実現に向けて活動していきたいと考えています。
薬学教育センター長
永井 純也