生成AIの取り扱いに関する基本方針について

生成AIは近年急速に発達し容易に利用することができる状況です。生成AIはインターネット上に公開されている情報に加えて、利用者が入力した情報を学習し、日々成長し続けるもので、その功罪はそれぞれ極めて大きいものと考えられます。

生成AIには様々な種類があり、それぞれに特徴があります。大学としては、自らが利用する生成AIの仕組みを理解して、利点と欠点を研究し、「人間中心の利用」を模索しなければなりません。他方、入力情報がAIに蓄積・利用されるため、予期せぬ情報漏洩のリスクがあり、現時点では個人情報や秘密情報など機微な情報の入力は控える必要があります。
また、生成AIが利用した情報の中には著作権を有するものや誤ったものもあり、安易な利用は控えなければなりません。

そこで、本学での利用については、学部間協議会の下で教育機構、研究機構、学生生活支援機構および各センター等にて、それぞれの利用目的を明確にして、利用基準を定め、生成AIの成長に従って利用基準を見直すこととします。