学生生活における生成AIの取り扱いについて

学生生活における、生成AI利用についての注意点を下記に示します。

生成AIは急速に普及し簡単に利用できるようになってきましたが、一方で利活用へのリスクも示されています。生成AIの出力する情報は、真偽が定かでない情報や出典が明らかでないもの、倫理的な問題のある表現などが含まれている場合があります。また、生成AIに入力した情報は、AIが学習し他の利用者に用いられるため、意図せずに情報が流出する可能性があります。そのため、自他の個人情報やプライバシー情報、個人を特定した誹謗中傷などを入力しないように注意してください。また、創作活動等の表現結果への誤った利用については、著作権侵害となり得ることも理解しておきましょう。

生成AIは学習したデータをもとに、新しいデータを生成する機械学習のひとつであり、生成できるものは、文章・画像・音楽など様々あります。生成AIは、読みやすく見やすい文章を作ってはくれますが、自身の経験や気持ちを代弁してくれる事はありません。またレポート作成などでは同じような内容になりがちで、生成AIに考えてもらったことがわかってしまいます。学ばないといけないことや伝えたいことは、自身で真摯に考え、言葉を紡いでください。

学生生活支援機構では、今後も生成AIにまつわる社会情勢を参考にしながら、諸課題への対応について必要に応じてお知らせする予定です。

なお、教育活動並びに研究活動における生成AIの取り扱いについては、それぞれ教育機構並び研究機構の方針に従ってください。