科研費(科学研究費助成事業)採択状況
本学では、2015(H27)年度まで科研費の応募件数180件前後、採択件数30~40件、採択率は16~19%で推移していました。
2016(H28)年度以降、教授会等での科研費への積極的な応募の働きかけや研究者の意識の高まりもあり、年々応募件数が増加するとともに採択件数も2倍となり、今では、本学研究者の3人に1人が科研費に採択されていることになります。
また、建学の精神である「医育機関の使命は医学教育と医学研究であり、またその実地の医療に活かすことで完成する。」をモットーとして、研究シーズやニーズを持った研究者が科研費以外にも積極的にAMED等の申請に応募し、これまでに約12億円の研究費を獲得しました。本学では今後も研究施設や設備・装置の整備を進め、研究環境の充実に努めていきます。
※2020年度まで大阪医科大学
2008 年度 |
2009 年度 |
2010 年度 |
2011 年度 |
2012 年度 |
2013 年度 |
2014 年度 |
2015 年度 |
2016 年度 |
2017 年度 |
2018 年度 |
2019 年度 |
2020 年度 |
2021 年度 |
2022 年度 |
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新規 | 応募件数 | 207 | 178 | 178 | 188 | 193 | 175 | 179 | 179 | 268 | 244 | 239 | 232 | 236 | 285 | 286 |
採択件数 | 34 | 27 | 31 | 33 | 36 | 45 | 34 | 33 | 57 | 66 | 54 | 46 | 64 | 57 | 51 | |
採択率 | 16.4 | 15.2 | 17.4 | 17.6 | 18.7 | 25.7 | 19.0 | 18.4 | 21.3 | 27.0 | 22.6 | 19.8 | 27.1 | 20.0 | 17.8 | |
新規 + 継続 |
応募件数 | 245 | 230 | 230 | 245 | 252 | 245 | 254 | 257 | 332 | 335 | 350 | 345 | 330 | 415 | 422 |
採択件数 | 72 | 79 | 83 | 90 | 95 | 115 | 109 | 111 | 121 | 157 | 165 | 159 | 158 | 187 | 187 | |
採択率 | 29.4 | 34.3 | 36.1 | 36.7 | 37.7 | 46.9 | 42.9 | 43.2 | 36.4 | 46.9 | 47.1 | 46.1 | 47.9 | 45.1 | 44.3 |

AMED医工連携事業化推進事業(旧 経産省分を含む)
年度 | 省庁 | 事業名 (採択時) |
課題名 | 部署 (採択時) |
職名 (採択時) |
氏名 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2020-2021 | AMED | 産学連携医療イノベーション創出プログラムセットアップスキーム 【ACT-MS】 |
自己組織化ハイブリッドシートによる「生きている」心臓弁尖の開発 | 胸部外科学 | 専門教授 | 根本 慎太郎 | |
2018-2020 | AMED | 医工連携事業化推進事業 | 下顎骨形状に適合し骨結合能を有する新たなレーザー積層造形チタンデバイスの開発・事業化 | 口腔外科学 | 助教 | 中島 世市郎 | 大阪冶金興業(株)、中部大学、(株)モリタとの共同研究 |
2017-2019 | AMED | 医工連携事業化推進事業 | 術後のQOLを改善させる心・血管修復シートの事業化 | 胸部外科学 | 専門教授 | 根本 慎太郎 | 帝人(株)、福井経編興業(株)との共同研究 |
2016-2017 | AMED | 医工連携事業化推進事業 | 失明回避に貢献するポータブル視野計(POLS)の開発・事業化 | 眼科学 | 教授 | 池田 恒彦 | (株)昭和、関西大学との共同研究 |
2016-2018 | AMED | 医工連携事業化推進事業 | DDS機能を有する自己組織置換型半月板の開発・実用化 | 整形外科学 | 助教 | 大槻 周平 | グンゼ(株)、(株)プロテクティアとの共同研究 |
2014-2016 | 経産省 (AMED) |
医工連携事業化推進事業 | 自己組織に置換され、伸長する心臓修復パッチの開発 | 胸部外科学 | 専門教授 | 根本 慎太郎 | 2015年度からAMEDへ移行 |
2013-2015 | 経産省 (AMED) |
総合特区推進調整費(医工連携事業化推進事業) | 眼で診る聴診器 ~携帯型超音波画像診断装置の開発 |
看護学部 | 准教授 | 松尾 淳子 | 2016年より福井大学教授 2015年度からAMEDへ移行 |
2012-2014 | 経産省 | 課題解決型医療機器開発事業 | 次世代を担う単孔式腹腔鏡手術で用いる新規ポートの開発 | 一般・消化器外科学 | 助教 | 朝隈 光弘 |
その他の競争的研究資金(研究代表者分)
年度 | 省庁 | 事業名 | 課題名 | 部署 (採択時) |
役職 (採択時) |
氏名 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2020- 2022 |
経済産業省 | 戦略的基盤技術高度化支援事業 | 既存心臓人工弁尖材料の課題を自己組織化で克服する経編の応用 | 胸部外科学 | 専門教授 | 根本 慎太郎 | |
2020- 2022 |
経済産業省 | 戦略的基盤技術高度化支援事業 | 先天性心疾患に対する姑息手術成績向上のための埋め込み型人工血管流量装置の開発 | 胸部外科学 | 専門教授 | 根本 慎太郎 | |
2020- 2022 |
経済産業省 | 戦略的基盤技術高度化支援事業 | アトピー性皮膚炎や肌荒れを緩和する機能性脂肪酸のスマート酵母を用いた生産・精製法の開発 | 皮膚科学 | 教授 | 森脇 真一 | |
2019- 2021 |
厚生労働科学研究費補助金 | がん対策推進総合研究事業 | パートナーシップでつくるがん統計情報の国民への還元方法に関する研究(19EA1003) | 医療対策室 | 准教授 | 伊藤 ゆり | |
2019- 2021 |
日本医療研究開発機構研究費 | 革新的がん医療実用化研究事業 | 新規BNCT治療システムによる再発難治性高悪性度髄膜腫に対する第Ⅱ相医師主導治験に関する研究開発 | がん医療総合センター | 特務教授 | 宮武 伸一 | |
2017- 2018 |
文部科学省初等中等教育局委託事業 | 学習上の支援機器等教材活用評価研究事業 | 学習上の支援機器等教材活用評価研究事業 | LDセンター | 技術員 | 竹下 盛 | |
2015 | 日本医療研究開発機構研究費 | 創薬支援推進事業・創薬総合支援事業 | nSR100を標的とする小細胞肺がん治療薬の探索-スクリーニング(S1) | 麻酔科学 | 講師 | 下條 正仁 | |
2013-2015 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構委託事業 | 機能性を持つ農林水産物・食品開発プロジェクト | 脂質代謝改善効果を持つ高カテキン緑茶及びその加工品の開発 | 内科学Ⅰ | 教授 (※) |
花房 俊昭 | ※2016年から名誉教授 |
2012-2014 | 厚生労働科学研究費補助金 | 医療技術実用化総合研究事業 | 症候性脳放射線壊死に対する核医学的診断とベバシズマブの静脈内投与による治療 | 脳神経外科学 | 特別任命 教員教授 |
宮武 伸一 | |
2011-2013 | 厚生労働科学研究費補助金 | 医療技術実用化総合研究事業 | 初発膠芽腫に対する新規放射線化学療法による有効治療法確立のための臨床研究 | 脳神経外科学 | 准教授 | 宮武 伸一 | |
2009-2011 | 厚生労働科学研究費補助金 | 難治性疾患克服研究事業 | 多施設共同研究:劇症1型糖尿病の診断マーカー同定と診断基準確立 | 内科学Ⅰ | 教授 (※) |
花房 俊昭 | ※2016年から名誉教授 |
その他の競争的研究資金(研究分担者分)
2010年度 | 2011年度 | 2012年度 | 2013年度 | 2014年度 | 2015年度 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本医療研究開発機構(AMED)研究費 ※医工連携事業化推進事業を除く |
— | — | — | — | — | 6 | 6 | 8 | 10 | 14 | 14 |
厚生労働科学研究費補助金 | 23 | 20 | 17 | 8 | 9 | 8 | 9 | 13 | 13 | 17 | 18 |
厚生労働科学研究委託費 | 4 | ||||||||||
厚生労働省 国立高度医療専門センター等研究費 | 4 | 3 | 3 | 2 | 2 | 2 | 1 | 2 | 2 | 3 | 4 |
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)委託研究開発費 | 1 | ||||||||||
農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業委託事業 | 1 | 1 | 1 | ||||||||
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 プロジェクト | 1 |