学長からのご挨拶

 2021年4月、ステークホルダーの皆様のご理解を得て大阪医科大学と大阪薬科大学が統合され、2年目を迎えます。


 大阪医科大学は、昭和2年に日本初の5年制高等醫學専門學校として開設され、昭和21年に旧制大学に昇格し、その後、昭和27年には新制大学に移行しました。一方、大阪薬科大学は、明治37年に大阪道修藥學校として開設され、帝國女子藥學専門學校、帝國薬學専門學校を経て、昭和25年に新制大学に昇格しました。両大学は、それぞれ長年にわたり単科大学として3万6千余名の優秀な医師、薬剤師、看護師、研究者などを輩出し、研究分野、医療分野においても着実な成果を上げ、信頼を得てきたところです。


 統合によって生まれた大阪医科薬科大学は、学是「至誠仁術」を旨とし、医学部、薬学部、看護学部に加えてそれぞれの大学院研究科を擁し、3000人を超える学生の教育と研究に当たることとなります。今後は、学校法人大阪医科薬科大学の中長期計画における各学部の計画、InterProfessional Educationなど学部を横断する課題に加え、ISO26000と国連のSDGsの取り組みを行い、本邦有数の医療系総合大学を目指します。それらの課題を解決するための構想を実現するための一助として、このホームページを整備し常に新しい情報を発信してまいりますので、皆様におかれましてはこれらをご高覧頂きながら、倍旧のご理解とご高配を賜りますようよろしくお願いいたします。

 大阪医科薬科大学
学長 佐野 浩一