医学教育センター

医学教育センターは、本学学則に定める教育理念を円滑かつ継続的に実行することを目標に医学部学生の教育を企画・実行する役割を担っております。

主な役割

(1) 教育の企画・実行
(2) 教育に関する評価
(3) 学生の教育効果の測定
(4) 教員の教育能力向上に向けた企画とその実施
(5) 教員の教育活動の評価
(6) 教育に関する研究の推進
(7) 教育に関する自己点検・自己評価(学生、教職員、卒業生及び卒業生研修先・勤務先等への調査に基づくものを含む。)
(8) その他、教育に関して必要な事項

医学教育センター長ご挨拶

中野 隆史
Takashi NAKANO
微生物学・感染制御学教室 教授
博士(医学)
病原微生物学、感染制御学、環境学

医学教育センターは平成15年に設置され、医学教育の企画と実行を使命としています。教育プログラムの作成、学生の教育効果の測定、教員の能力向上、教育に関する評価、教育に関する研究の推進などの事項を審議して実施しています。医学教育センターには、カリキュラム委員会、OSCE実行委員会、ITプロジェクト委員会などが設置され、大学の教育戦略会議、医学部教授会、IR室、カリキュラム評価委員会等との緊密な連携のもとに、本学の医学教育の充実、発展に向けて活動しています。
医学教育の環境は日々大きく変化を続けています。本学においては学修成果(アウトカム)基盤型教育への転換を目指し、アクティブ・ラーニングを導入して医学教育改革を推進しています。2017年の第1学年より開始された新カリキュラムでは、卒業時に求められる学修基準(コンピテンス/コンピテンシー)を設定し、それを達成するために、授業科目の水平的、垂直的な統合を行い、6年間一環教育プログラムとして、医療プロフェッショナリズム、学生研究、国際言語文化交流などを設けました。今後は新カリキュラムについて情報の収集と分析を行い、教育プログラムへのフィードバックを計画的かつ継続的に実行して、本学の医学教育の更なる発展に繋げることが求められます。また、看護学部、薬学部はもとより、工学部など他の学際領域や海外との交流・単位互換などをさらに充実させることも重要と思われます。医学教育のグローバルスタンダードを保ちながら、本学に特徴的なプログラムを構築することを目指します。
課題は山積していますが、本学の建学の精神・学是とそれに基づいた教育目標を達成するために、本学の教職員と学生が一緒になって最適な教育を実現することを目指して、医学教育センターは一層活発にまた着実に活動していきたいと思います。
ご指導、ご支援を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

教育関連FD

本学では、教育関連FD活動を教育改善、教育質向上につなげていきたいと考えています。