健康寿命をのばす たかつきモデル

ますます高齢化が加速する、中核都市・高槻。このまちで、どのように暮らし、どのように生活することで「健康」となり、「たかつき」の活性化につながるのでしょうか?

高槻市に立地する大阪医科薬科大学は、「オーラルケア」と「ゲノム(遺伝情報)」を切り口に、「次世代オミックス医療研究拠点」を本学に設け、行政や地元企業と連携して、本事業の成果として「健康増進プログラムの地域住民への展開」、「健康増進施策の行政への提言」及び「産学連携による研究成果の事業化」により、「たかつき」の健康寿命をのばし、地域を活性化させるモデル作りに挑戦します。

高槻市民の皆様へ

活動の一例

大阪医科薬科大学では医療や介護を必要とせず健康な生活ができる「健康寿命」を伸ばすための活動を積極的に展開し、地域活性化のモデル作りに取り組んでいます。

「病気になりにくい身体づくり」のために必要な活動や健康法を、どなたでも参加できる講習会やイベントで、分かりやすくお伝えし、市民の皆様がいつまでもいきいきとした、楽しい生活ができるようにサポートして参ります。

NEWSお知らせ

  1. 高槻市ホームページの月間ニュースに事業活動が掲載されました

  2. インターバル速歩講習会を開催しました

  3. 『母子コホート研究』成果の還元として、葉酸摂取啓発等のリーフレット配布が始まりました

  4. 高槻市こども保健課との連携による葉酸摂取啓発等リーフレットが完成しました

  5. 口腔ケア啓発ポスター掲示

研究内容

口腔内細菌叢(口腔内フローラ)の網羅的解析

私たちの口の中に存在する、約400種類もの口腔細菌。いま、口腔内細菌叢の状態と、生活習慣病や心不全などの全身疾患との関わりが注目されています。本プロジェクトでは、大阪医科大学附属病院の患者さまや高槻市民の皆様から唾液サンプルの提供を受け、口腔内細菌叢の遺伝情報の網羅的解析(メタゲノム解析)に取り組みます。

「コホート分析」による統計的アプローチ

口腔内細菌叢の遺伝的データと、年齢や生活習慣はどのように関係するのか?本プロジェクトでは高槻市との協力体制のもと、唾液サンプルの解析結果と市民の属性データを掛け合わせる「コホート分析」を行い、未だ解明されていない遺伝データと健康な生活習慣の関係性を見出すことを目指します。

公衆衛生課題の「見える化」と
高槻市民への知の還元

このプロジェクトは、研究を深めていく過程で得られた研究成果や知見を地域の皆様に還元します。高槻市協力のもと介護・健康等に関する地域情報から公衆衛生に関する高槻市の課題を「見える化」し、シンポジウムの開催や各種セミナー、子どもの教育現場への参画などを通じ、地域の皆様が「より健康に長生きできる方法」をお伝えしていきます。

パートナー

  • 高槻市
  • 高槻商工会議所

連絡先・お問い合わせ

〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号
大阪医科薬科大学 研究支援センター
072-684-7141
072-684-7210
omics-health(at)osaka-med.ac.jp
※(at)を@に置き換えてください