科研費を申請する

科学研究費助成事業(通称:科研費)は、研究者が自らの発想で進める学術研究を支援するための国の競争的資金制度です。
人文・社会から自然科学まで、幅広い分野の研究が対象となります。

1. 公募スケジュールを確認しましょう

科研費はスケジュールが公開されており、公募が開始されると日本学術振興会(学振)のホームページのお知らせに掲載されます。
また、研究推進課のホームページにも申請に関しての案内を掲示しています。

2. 研究種目を選びましょう

新人研究者におすすめの研究種目には、以下のようなものがあります:

  • 研究活動スタート支援研究者番号を初めて取得した方が対象。最大300万円、研究期間は1〜2年。
  • 若手研究博士取得後8年未満の研究者が対象。500万円以下の予算で研究期間は2〜5年。

また、他に代表的なものとして次のようなものがあります。(詳しくは学振のホームページでご確認ください。)

  1.  基盤研究(S・A・B・C):研究の規模や予算に応じて分類されます。
    •  S:5,000万円以上(最大2億円)
    •  A:2,000万円以上5,000万円以下
    •  B:500万円以上2,000万円以下
    •  C:500万円以下
  2. 挑戦的研究(開拓・萌芽):既存の枠組みにとらわれない、革新的な研究。
    •  開拓:500万円以上2,000万円以下
    •  萌芽:500万円以下

それぞれ応募資格や申請回数の制限がありますので、詳しくは研究推進課までお問い合わせください。

研究種目・概要(学術振興会)
https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/01_seido/01_shumoku/index.html

3. 公募要領を確認しましょう

科研費の申請には、毎年度発行される「公募要領」の確認が欠かせません。
研究種目ごとの応募条件、提出書類、申請方法などが詳しく記載されています。
学振のホームページでご確認ください。

4. 府省共通研究開発システム(e-Rad)の準備

科研費の申請は、科研費電子申請システムより行います。
事前に府省共通研究開発システム(e-Rad)に研究者情報の登録や所属機関の承認が必要です。
研究倫理に関する誓約も求められます。

「e-Rad」への登録は研究推進課にておこないますので、登録申請書をご提出ください。

5. 研究計画調書の作成

申請の要となるのが「研究計画調書」です。
研究の目的、方法、期待される成果などを明確に記述します。
以下のポイントが重要です:

  • 読み手(審査員)を意識した構成
  • 過去の業績や予備実験の成果を活かす
  • 実現可能性と独創性のバランス

様式は毎年度更新されますので、必ず申請年度の様式を使用して作成をお願いします。


計画調書作成マニュアル
若手研究
基盤研究(C)

6. 研究計画調書の提出

「研究計画調書」の提出は、所属研究機関を通じて日本学術振興会へ行います。
提出に際しては、応募書類が所定の様式に則っているかどうかを確認する必要があるため、学内締切日を設定し、事務によるチェックを実施しています。
応募書類に不備がある場合、審査対象外となる可能性がありますので、余裕をもって申請手続きを進めてください。

科研費の問い合わせ先
研究推進課(総合研究棟3階)
内線番号:2815,2814
メールアドレス:kakenhi(at)ompu.ac.jp