学内助成金

大阪医科薬科大学は、教室・領域間の壁を越えて横断的な研究を促進するため、「研究拠点育成奨励助成金」を2016年度に立ち上げました。
 
この制度は、「本学の特徴的な研究」に光を当て、産学連携による実用化の夢をもつ研究や、独創性とポテンシャルを兼ね備えたテーマを評価し、選定を行っています。この助成プログラムを起点として、『研究ブランディング事業』の展開や、AMED等の外部資金を得ての研究発展へとつなげることをねらいとしています。また、並行して、本学研究者を対象とした科研費応募のための奨励制度を行っています。

 
 

これまで本学医学部の基礎系、臨床系、及び看護学部の個々の研究者は、公的研究資金(科研費やAMED等)を獲得し、素晴らしい研究業績を収めています。しかし、学内の各々の教室、基礎と臨床との教室間の連携など横断的な研究がなかなか行われ難い状況にありました。

学長のリーダーシップのもと学内助成金制度を設立し、毎年、全研究者に横断的な研究テーマを公募しています。公開プレゼンテーション及び審査を経て、学長裁量経費から研究費を配分しています。2023年度からは「学術研究推進プロジェクト助成金」と名称を変え、更にこれまでにない独創的でかつ全学を挙げての横断的な研究拠点を育成していきたいと考えています。

2024(令和6)年度 学術研究推進プロジェクト助成金