光による機能のOFF-ON制御!
光機能分子による新治療システムへの応用

光機能分子は、分析、生物学研究、医療などに利用されています。開発した溶媒の極性変化を検出する蛍光物質と、特定のpH領域で機能する光分解性保護基を用いた新規治療システムの開発を目指します。

生物学研究、医療に用いられる光機能分子

シーズ①
溶媒の極性変化を検出する蛍光物質

C5ペプチドとカルモジュリンのCa2+依存性相互作用の検出

シーズ②
特定のpH領域で機能する光分解性保護基

生体内の生理的条件や細胞内小器官におけるpH

正常組織(細胞質 pH ~7.2, 細胞外 pH ~7.4)
ミトコンドリア (pH ~8.0)、初期エンドソーム(pH 6.0 ~6.5)
後期エンドソーム(pH 5.5)、リソソーム (pH 4.5 ~4.7)
ガン組織(細胞内 pH >7.4, 細胞外 pH 6.0)