医学部生化学教室 生城浩子准教授が、日本ビタミン学会2025年度 学会賞を受賞し、6月28〜29日に北里大学白金キャンパス(東京都)で開催された日本ビタミン学会第77回大会において、授賞式および受賞講演が執り行われました。
受賞タイトル:ビタミンB6依存性α-オキサミン合成関連酵素に関する研究
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生化学教授室にて -
学会賞記念楯
【研究の概要】
ビタミンは私たちの健康維持に必要な栄養素です。水溶性ビタミンの1つであるビタミンB6を利用するα-オキサミン合成酵素群には、セラミド、ヘム、ビオチンなど、生命維持に不可欠なバイオファクターの生合成経路の初発酵素に加え、有害なカビ毒の生合成経路の初発酵素も含まれます。セラミド生合成に関わるセリンパルミトイル転移酵素をはじめとする複数のα-オキサミン合成酵素を対象として、X線結晶構造解析により酵素タンパク質の立体構造を決定し、生化学的・反応速度論的解析により酵素反応の分子メカニズムを解明し、新しい酵素活性調節機構を発見しました。これらの研究成果が評価され、このたびの受賞に至りました。