医学部3年生の奥村宗陽さんが学会最優秀演題賞をしました

お知らせ

久宗先生と奥村さん
指導医の久宗 遼先生(左)と奥村さん

医学部3年生の奥村宗陽さんが、1月18日に開催された第33回日本熱傷学会近畿地方会での発表で最優秀演題賞を受賞しました。

救急医学教室 准教授 山川一馬先生や助教(准) 久宗 遼先生の熱心な指導を受けた研究成果ですが、演題名は「熱傷に合併する凝固異常/DICに関する記述疫学(全国多施設レセプトデーター解析より)」で、全国熱傷患者1,688人分を解析行い、熱傷重症度とDIC(播種生血管内凝固症候群)の関係性を明らかにし、重症熱傷での凝固・線溶系パラメーターの変動の特性についても知見を報告し高い評価をいただきました。重症熱傷病態や高度な解析方法を熱心に勉強し、実際に統計ソフト使用を身につけ、考察まで自ら行いました。引き続き論文執筆も指導して行きたいと思います。学部学生の時期から貴重な体験をして、今後の発展や将来が楽しみです。(救急医学教室 教授 高須 朗)