FD委員会

令和2年度FD委員会活動報告

令和2年度大阪薬科大学FD委員長 大桃善朗

令和2年度は新型コロナウイルスによる情勢の変化により従来よりも様々な制限がある中で、FD委員会の活動として次のような事業を実施しました。

1.教員FD研修会

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、実習科目や研究の開始による学生の受け入れについて、感染症防止のために実習等を行う際の授業手法の工夫等について理解を深め、実習や教員によって対応に齟齬が出ないようにすることを目的として、6月に「新型コロナウイルス感染症に関する一般論、本学の対策等に関する研修会」と題して、本学の感染制御学研究室の駒野 淳教授および学生課、健康管理支援室の職員による講演を教員に対しオンデマンド配信しました。

教員からは新型コロナウイルス感染症に関する知識が深まった、従来の対面実施の研修会は都合が付かず参加できないこともあったがオンデマンド配信であったので好きな時間に視聴できて良かったといった声があがる等、好評であり、オンデマンド配信による研修会の実施は、今後の研修会を企画する上でも大変参考となる試みとなりました。

緊急事態宣言が明けた3月8日(月)には、事前参加申込制を導入し、新型コロナウイルス感染防止対策を十分に取った上で、厚生労働省医薬・生活衛生局総務課 薬事企画官/医薬情報室長 安川孝志氏をお招きし、SD&FD研修会として「令和の時代の薬剤師の役割と薬学教育に期待すること」をテーマにご講演いただきました。

2.新任(若手)FD事業

教員2名に、外部団体が主催する研修会に参加いただきました。

・埼玉県立大学地域産学連携センター主催
 「専門職連携(IPW)を学ぶ講座(IPW総合課程)」(角山香織准教授、加藤隆児准教授)