FD委員会

平成30年度FD委員会活動報告

平成30年度大阪薬科大学FD委員長 中村任
 
平成30年度はFD委員会の活動として次のような事業を実施しました。

1.公開授業

教員相互の授業参観により、教育能力を高めることを目的として毎年実施しています。今年度前期は4月~7月に「アカデミックスキル」(浦田教授他)の授業を公開しました。後期には12月に「医療と法」(城下准教授)の授業を公開しました。

2.教員FD研修会

8月27日(月)に教務部委員会と共催で「初年次教育とIPE(専門職連携教育)の実際を知る」をテーマに「教育業務研修会」を実施しました。まずは本学の浦田教務部長より本学の3ポリシー(ディプロマポリシー、カリキュラムポリシー、アドミッションポリシー)について報告がありました。次に本学薬学教育研究センターの長谷井准教授および倉田助教より本学の初年次教育である「アカデミックスキル」について報告がありました。さらに本学臨床薬学研究センターの中村敏明教授および角山准教授より高知県での IPE研修や、大阪医科大学との共同科目「医療人マインド」について報告がありました。最後に千葉大学医学部附属病院 教授・薬剤部長の石井伊都子先生をお招きし、「IPEからIPWへの展開-千葉大学亥鼻IPEを例として-」と題して途中ワークショップ、グループ討論等を交え、ご講演いただきました。

9月13日(木)にはがんプロと共催で研究業務研修会として「大薬がんプロ教育講演会 2018」を開催し、奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス領域准教授の石田靖雅先生をお招きし、「PD-1とがん、そして自己と非自己の識別」をテーマにご講演いただきました。

12月3日(月)には「若い力を研究に!」をテーマに研究業務研修会として「第2回 薬学トップランナー研究講演会」を実施しました。横浜市立大学 先端医科学研究センター 教授、東京医科歯科大学 統合研究機構 教授の武部貴則先生をお招きし、「未来医療を変えるクリエイティブ研究 -Future of Healthcare-」をテーマにご講演いただきました。こちらは広く公開し、教職員の他に本学学生、大阪医科大学の学生や近隣住民の方合わせて102名の参加者があり、大変盛況でした。

3.新任(若手)FD事業

教員1名に、外部団体が主催する研修会に参加いただきました。
・関西地区FD連絡協議会、滋賀県立大学共催
「学生を授業に参加させる秘訣 -アクティブラーニングの魅力-」(内田講師)

4.学生FD委員会

3月13日(水)に昨年度、学生の意見を授業改善に反映すべく立ち上げた学生FD委員会とFD委員会で連携し、教員学生合同FD委員会を実施しました。