2023.7.21 継続セミナー②事例研究の進め方が開催されました

2023.7.21 継続セミナー②事例研究の進め方が開催されました

2023年7月21日、看護学実践研究セミナー主催の継続セミナーを開催致しました。今回のセミナーのテーマは「事例研究の進め方:ケアの意味を見つめる事例研究を題材として」であり、東京大学大学院 医学系研究科健康科学・看護学専攻 教授 山本則子先生によるご講演でした。山本先生は、事例の持つ力に着眼し、可視化しにくい実践知を伝播・共有可能にすることを目的に「ケアの意味を見つめる事例研究」を構築してこられました。本講演では事例研究の進め方について「ケアの意味を見つめる事例研究」の3ステップにおけるポイントやコツ、ワークの進め方、倫理的な配慮、論文化の際の学術性について明確な視点や具体例を示しながらお話しいただきました。講演後も活発な質疑応答があり、事例研究への関心の高まりが伺えたセミナーでした。
対面とオンラインのハイブリッド式で開催し、看護学部教員、大学院生、高槻市周辺の医療職者など、71名の方にご参加頂き、看護実践において一事例を丁寧に検討していく事例研究の意味を考える機会になりました。

  • ご講演中の山本則子教授
  • 会場の様子