2020年度大阪医科大学研究拠点育成奨励助成金公募について【終了しました】

1.趣 旨

世界有数の医療系総合大学を目指し、本学の特徴や強みを生かした研究拠点を形成するために研究活動を奨励し、独創的な研究領域の開拓や社会的ニーズに対応した研究成果の活用等を目指す基礎及び臨床の研究グループの育成を図る助成金を交付し、将来の研究拠点形成に向けた研究活動の支援を目的とする。

2.募集期間

2020年4月20日(月)~ 2020年5月29日(金)

3.対 象

(1) 国内外の研究者(学内を含む)との共同研究を行い、研究実績を有する研究グループの代表者が本学に形成する研究拠点

(2) 独創的で新規性があり、かつ、将来の共同研究の発展性が期待される研究を行っている研究者(またはグループ)が本学に形成する研究拠点

(3)(1)、(2)のうち、次に揚げる研究テーマの内容に沿ったもの

※1  応募があった複数の研究グループを再構築し、1つの研究グループとして採択を行う場合があります。

4.募集テーマ、助成金額

【 Aタイプ 】

   1.インパクトファクターの高い科学誌等への論文収録を目指す研究

   2.科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)基盤研究(B)の獲得を目指す研究

   3.医工薬連携研究(文科省私学助成の対象となる他大学等との共同研究)

※旧:研究支援センター医工薬連携プロジェクトと同様の研究

<助成金額>

    100~200万円/件

 【 Bタイプ 】

   1.競争的研究資金の獲得実績がある研究

   2.AMED研究費の獲得を目指す研究(橋渡し研究を含む)

   3.他大学研究者もしくは海外研究者との共同研究

   4.高いサイテーション(Citation)の狙える研究

<助成金額>

    300~500万円/件

   <留意事項>

    ・計画調書の各項目については、できるだけすべての項目について記載してください。

    ・記載が難しい項目がある場合には、事前に事務局(研究推進課:内線 2008)までお問い合わせください。

5.助成期間等

助成期間は交付日より2021年3月31日までとする。

※ 助成金の交付時期は2020年7月上旬を予定

6.助成金の使途と管理

【 Aタイプ 】

研究活動に必要となる経費。助成金の管理は、公的資金に準じ適切に行うこと。

例)・研究課題の遂行に必要となる消耗品(試薬、実験動物)等

・情報収集のために要する費用(学会参加費、旅費・交通費)

・本事業終了後に大型研究費の応募(例えば科学研究費補助事業 基盤研究(B))に向けた共同研究等を推進する費用

・論文投稿、特許取得等に関連する費用

 ※Aタイプでは「研究者の招へいに関する費用」や「研究会等の開催費用」への支出は不可

【 Bタイプ 】

研究拠点の形成や事業化・実用化を目指す活動に必要となる経費。助成金の管理は、公的資金に準じ適切に行うこと。

例)・国内外の研究者招へいに関する費用

・研究グループが主催する研究集会(発表会)など研究者及び学生の交流に関する費用

・将来、大型研究費の応募(例えばAMED医工連携事業化推進事業)に向けた共同研究等を推進する費用

・論文投稿、特許取得等に関連する費用

7.成果の報告等

2021年4月末までに助成金の使途に関する報告書を提出すること。

   ※ 研究グループの活動及び研究成果を所定の様式に1,200字程度(図表を含む)に要約(目的・方法・結果・考案)し、本研究に関する成果物(論文等)を添付のうえ報告する。 

8.手 続

(1) 提出書類

   2020年度 大阪医科大学研究拠点育成奨励助成金 計画調書(Aタイプ)files/2020A.docx又は(Bタイプ)files/2020B.doc(所定様式)

(2) 提出方法

   上記(1)の書類(電子データ)をメール添付にて提出する。    

※メールの件名は、【研究拠点(A(又はB)タイプ)】計画調書 としてください。

(3) 提出期限

   2020年5月29日(金)17:00

(4) 提出先

   研究支援センター 研究事業連絡用アドレス:rdc000@osaka-med.ac.jp

9.助成対象者の選考および選考結果の通知

選考委員会で選考のうえ決定し、その結果は2020年7月初旬頃(予定)に申請者本人に通知します。

10.審査方法

審査は応募者に対するヒアリングにより採択課題を選定します。

各グループによる非公開でのプレゼンテーションを予定しておりますので、事前に発表用資料等のご準備をお願いいたします。

【学内プレゼンテーション】6月中旬(予定)

(Aタイプ)発表: 7分、質疑応答:3分

(Bタイプ)発表:10分、質疑応答:5分

※ 日程は決まり次第お知らせいたします。

11.審査方針

応募課題の評価は以下の3項目について行います。

研究拠点としてのどの項目に重点を置くか、またはどの点に研究拠点としての強みがあるか等について記述された内容について評価します。

【A.計画の妥当性】

将来の研究拠点形成に向けた具体的な計画で、実現性の高い内容となっているか。

【B.独創性・重要性】

1.当該学術分野において、独創的と認められる研究内容であるか。

2.新たな研究領域の開拓や社会的ニーズに対応するような重要性を有する研究内容であるか。

【C.将来性・発展性】

1.将来研究拠点となり得るような学術的価値の高い成果や基礎から臨床への研究成果の橋渡しが期待できるか。

2.これまでの研究実績を活かし、それを発展的に学内外の共同研究に展開することが期待できるか。

提出書類 Aタイプ調書:files/2020A.docx

      Bタイプ調書:files/2020B.doc