動物実験はいうまでもなく医学・薬学の研究に必要のもので、iPS細胞を用いた疾患モデルが作成可能となった現在でも、尊い動物の命に代えて得られる研究結果は、間違いなく重要なものです。
私自身も動物実験に携わってきましたので、研究者に利用しやすい施設にしていきたいと考えています。新たに獣医師として島田香寿美助教が着任され、副部門長についていただくことになりました。獣医師の立場から、動物管理や設備整備に貴重な意見が得られることを期待しています。
現在の実験動物センターの本館が建てられたのは昭和37年のことで、施設は老朽化し、それ以外にもいくつかの課題がでてきました。遺伝子操作を行っていた第2館の整備、遺伝子操作マウスの胚保存には、新たなルール整備が必要と考えられます。運営委員会、利用者会などを通して、先生方のご意見をいただきながら、整理していきたいと思います。また新たな動物舎建設の具体化に向け、実験動物部門として必要な準備を考えておきたいと思います。
2019年度のセンターの利用者登録者数は169名、実験動物納入数は4058匹を数えています。2020年度も同規模の利用が見込まれますが、動物の維持管理にスタッフが献身的に取り組んでいます。予算に限りがあり、何かとご不自由をおかけすることもあると思いますが、より良い実験環境を提供できるよう、取り組みたいと思います。
関係の皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。
実験動物部門長 奥 英弘
私自身も動物実験に携わってきましたので、研究者に利用しやすい施設にしていきたいと考えています。新たに獣医師として島田香寿美助教が着任され、副部門長についていただくことになりました。獣医師の立場から、動物管理や設備整備に貴重な意見が得られることを期待しています。
現在の実験動物センターの本館が建てられたのは昭和37年のことで、施設は老朽化し、それ以外にもいくつかの課題がでてきました。遺伝子操作を行っていた第2館の整備、遺伝子操作マウスの胚保存には、新たなルール整備が必要と考えられます。運営委員会、利用者会などを通して、先生方のご意見をいただきながら、整理していきたいと思います。また新たな動物舎建設の具体化に向け、実験動物部門として必要な準備を考えておきたいと思います。
2019年度のセンターの利用者登録者数は169名、実験動物納入数は4058匹を数えています。2020年度も同規模の利用が見込まれますが、動物の維持管理にスタッフが献身的に取り組んでいます。予算に限りがあり、何かとご不自由をおかけすることもあると思いますが、より良い実験環境を提供できるよう、取り組みたいと思います。
関係の皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。
実験動物部門長 奥 英弘
スタッフ
部門長 | 奥 英弘(眼科学 専門教授:兼任) | ||||
副部門長 | 田中 淳(獣医師) | ||||
技術員 | 3名 | 用務員 | 3名 | 事務員 | 1名 |