口腔外科学教室 植野教授が高槻市歯科医師会主催の市民歯学講座で研究ブランディング事業に関わる講演を実施されました。

 2018年10月20日(土)高槻市立生涯教育センターで、本学口腔外科学教室 植野高章教授が「オーラルケアから健康寿命をのばす」=市民参加から市民主体の健康づくり!世界へ発信「たかつきモデル」!=と題して、高槻市民の皆様(約300名参加)に向けて、研究ブランディング事業に関係する講演を行いました。
 当日は高槻市 濱田市長を始めとする行政の担当責任者も多数来場され、参加者に健康寿命をのばすために消化管の入り口である口腔の健康がいかに大切であるかを、この事業を通じて解明されつつある口腔内細菌叢と全身の影響や、咬む力(最大咬合力)と動脈硬化や認知症の関係について、本学で実施している健康調査(衛生・公衆衛生学 玉置教授)を実例にあげながら講演されました。
 参加者は、本学が取り組んでいる研究ブランディング事業「健康寿命をのばす たかつきモデル」について大変興味深く聞きいっており、この事業の発展が、高齢化が進む高槻市の健康増進に深く関与し、更には、市民、行政、産業界が一つにならなければいけないことに高い関心を持っていただけた有意義な講演でした。
 参加者の方からは、口腔健康と健康維持の関係が非常に良く解り、聞き取りやすい内容でとても良かったとの意見もいただくなど、非常に好評でした。さらにはブランディング事業の一環で行っている、インターバル速歩に関しても説明されたことで、その問い合わせが講演後に事務局に届くなど、非常に反響の大きい講演会であったと思います。
 これからも引き続き、高槻市民の皆様に広く認知されるように情報発信を実施していく予定ですので、改めて関係各位のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
  • 講演中の植野教授と会場の様子
  • 講演終了挨拶をされる植野教授