高槻高校 平成30年度 基礎医学講座の受講生徒がブランディング事業に協力

高槻高校の生徒17名が唾液採取に協力!

 高槻学校では毎年、医学部進学を希望する高校1年生と2年生に基礎医学講座を開講しております。この講座は年間で8回、大阪医科大学に来学して様々な基礎分野の教室の教員が高校生に向けて教室で行われている研究内容などを紹介するもので、医学の入口を学ぶことによって、今以上に医学医療への興味と進学熱意を持ってもらうことを目的としています。
 この度、2018年6月15日の講義に参加した高校生に向けて大阪医科大学が取り組んでいる研究ブランディング事業の内容と研究参加の依頼をし、本人と保護者様から同意を得ることのできた17名の生徒には6月22日の講義後に、研究参加(唾液の採取)をしていただきました。
 現在、附属病院に来院している様々な疾患を持たれる方や妊産婦の方からも唾液採取をしていますが、健康で若い世代からも唾液採取を行い、その口内細菌叢についても解析して、病気等との関連や健康な人とそうでない人との違いを見出すことの一助となる、とても貴重なデータを提供してもらいました。
 今回の唾液採取に参加した生徒は全員、医学への進学を希望する生徒であるため、その唾液採取方法やその後のデータ活用などにも興味があるようで、面白い体験ができたとの声もありました。
 この先も引き続き、若年層の唾液採取(データ提供)の為に、このような機会を利用しながら高槻高校の生徒の協力をお願いしたいと思います。また、今後は高槻市の小・中学校にも協力を求める予定でもあります。

  •    採取方法を説明するスタッフと実践する生徒
  •      採取した唾液を提出する生徒