高槻高校SSH(スーパーサイエンスハイスクール)と本学研究ブランディング事業(いずれも文部科学省の採択、選定事業)とのコラボレーションによる課題研究に向けた、第一回目講義が開講

高槻高校の生徒が口腔外科学教室で植野教授の講義を受講しました。

 学校法人大阪医科薬科大学が運営している高槻学校ではSSHが実践されており、この度、本学研究ブランディング事業とのコラボレーションが実現、その課題研究の第一回目講義が、口腔外科学教室 植野教授により行われました。
 この授業には高槻高校2年生5名が参加、第一回目講義は5月30日(水)13時~15時の2時間にわたって行われました。参加した高校生5名は、進路に医学部を希望する生徒で、非常に活発な意見や質問が飛び交い、生徒の真剣さと熱意があふれる講義となりました。今回の植野教授の講義以降は、普段では直接見ること、入ること、触れることのない医療現場の施設見学や実習等も含めながら、数回の講義等を実施します。
 参加した生徒は、「からだ・唾液のことをまなぼう」という課題研究(テーマ)の下で血液検査・唾液測定により全身、シェーグレン症候群【医学上の分類では膠原病に含まれ、難病指定されている病気の一つ。主な症状は、慢性唾液腺炎と乾燥性角結膜炎だが、全身の臓器の病変も伴うので、内科、眼科、耳鼻科、口腔外科の各科にまたがり、診療を進める必要がある病。】について様々な講義や実習等から学び、高槻高校で2019年2月に行う成果発表まで取り組みます。
 本学としても研究ブランディング事業における中高生への事業成果の還元の一つとして取り組んでまいりますので、関係する医学部各教室、各部門及び各診療科には引き続きご協力をいただきますよう、よろしくお願いします。