本学の研究ブランディング事業を海外へ展開
口腔外科学教室植野教授、大森助教がシンガポール総合病院で「たかつきモデル」のプレゼンテーションを行いました。
高齢化が急速に進むシンガポールでは口腔内病原性細菌によって糖尿病が引き起こされることに注目し、歯周病科と糖尿病科が共同して治療・研究が行われている。
本学の「たかつきモデル」は、消化管細菌叢をメタゲノム解析して糖尿病や動脈硬化との関連を明らかにするもので、研究母体が産業界、行政、大学と産官学連携して地域医療の発展を目指すものであり、この取り組みを2018年8月29日~31日にシンガポール総合病院を訪問し、紹介した(口腔外科学教室:大森実知助教、植野高章教授)。
この紹介をきっかけに民族構成の異なるシンガポールと「消化管細菌叢と糖尿病関連」の国際共同研究の実施に発展し、本学の展開する産官学連携事業が海外でも高く評価された。