インターバル速歩講演会

2019年8月28日インターバル速歩講演会を開催

「歩き方を変えるだけで10歳若返る!-知っていますかインターバル速歩-」

 2019年8月28日(水)10時から看護学部講堂におきまして、研究ブランディング事業の一環として「インターバル速歩講演会」を、昨年と同じく信州大学 学術研究院医学系 能勢 博 特任教授を講師にお招きして、開催いたしました。
 当日は、朝から激しい雨が降ったり止んだりというあいにくの空模様であったにもかかわらず、事前申し込み者、当日来場者及びサポーターで235名を数え、300名定員の看護学部講堂がほぼ満員となる、大変盛況な講演会となりました。
 講演会は予定通り10時に開始、冒頭に事業責任者である衛生学・公衆衛生学教室 玉置教授より開式のご挨拶を行い、引き続き同教室 神谷講師から能勢先生の略歴紹介がなされ「歩き方を変えるだけで10歳若返る!-知っていますかインターバル速歩-」の演目で講演を行いました。講演は、冒頭にテレビでの紹介VTRを流して、インターバル速歩をわかり易く説明、概要を理解していただいてから、能勢先生がなされて来た開発経緯、信州大学や地方自治体での取り組みと研究成果、さらには今後、スマートフォンのアプリへの展開をお示しいただきました。非常に明瞭で聞き取りやすい声で能勢先生が説明され、加えて時折ユーモアを交えるので、参加者は歓声と笑い声を上げつつ、どんどん話に引き込まれていき、あっという間に講演の1時間が過ぎました。その後に受けた質問には「サプリメントは壊れた部分の補修のようなもの、健康増進となる今より体力向上が目指せるのは、インターバル速歩ですよ。」との優しく丁寧な言葉で返され、大きな拍手と歓声に包まれて能勢先生の講演が終了しました。
 その後、引き続き衛生学・公衆衛生学教室 神谷講師より今年11月から開始するインターバル速歩の研究事業への参加申込み方法等を説明し、最後は再び責任者である玉置教授よりご来場された方々へ、研究へのご理解・ご協力のお願いと来場のお礼を申し上げて、盛会裏に終了しました。
 今回もまた、数ヶ月前からのチラシ配布で事前の申し込みを受付けましたところ、毎日かなりの人数から参加申込が届く状況でありました。このインターバル速歩に対して市民皆様が非常に興味を持っていただいているのだと、再認識しました。本研究事業を通じて市民の皆様と本学が近くなり、われわれの医療教育・研究へのご理解とご協力が深まることを願いますと同時に、この「健康寿命をのばす たかつきモデル」がさらに高槻市民の皆様へ広がっていくように、活動して行きたいと思います。
  • 講演会場の様子
  • 挨拶される玉置教授
  • 公演中の能勢先生
  • 募集説明する神谷講師