成果有体物の取り扱いについて

成果有体物とは

本学における「成果有体物」とは、研究の過程又はそれらの結果として創作又は取得された学術的・財産的価値その他の価値があるもののうち、次に掲げる有体物をいいます。

1. 試薬、材料、試料(遺伝子、細胞、微生物、植物、化合物、抽出物、タンパク質等の生体成分等)

2. 実験動物等の有体物

MTA(Material Transfer Agreement: 成果有体物移転同意書)

成果有体物を移転するときに締結される同意書をMTA(Material Transfer Agreement: 成果有体物移転同意書)といいます。
このMTAの目的は、提供者の知的財産を保護しつつ、成果有体物の適切な活用を促進することです。

MTA締結手続き【提供】

 本学の成果有体物を他機関へ提供する手順は、以下のとおりです。
学術研究教育を目的として成果有体物を提供する場合は、原則として無償で提供します。産業利用収益事業等を目的として成果有体物を提供する場合は、原則として有償で提供します。

・提供の手続き
① 成果有体物の提供が規程に抵触しないことを確認してください。

② 提供先から「同意書(MTA)」を取得してください。

③ 「(様式1)成果有体物提供届出書」に同意書(MTA)を添えて、各学部の事務局へ提出してください。

(様式1)成果有体物提供届出書(Word:37KB)


④ ③の内容について承認された後、成果有体物を提供することができます。

⑤ 成果有体物提供申請・届出書や同意書(MTA)の控えは、事務局からメールでお送りしますので、申請者において適切に保管してください。

MTA締結手続き【受入れ】

他機関の成果有体物を本学の研究者が利用する場合の手順は、以下のとおりです。

1.市販品又は寄託機関(米国Addgene,理研BRC等)からの分譲品

① 成果有体物の受入れが規程に抵触しないことを確認してください。

② 提供先から「同意書」(MTA)を取得してください。

③ 「(様式2)成果有体物受入届出書」に同意書(MTA)を添えて、各学部の事務局へ提出してください。

(様式2)成果有体物受入届出書(Word:35KB)

④ ③の内容について、承認された後、成果有体物を受入れることができます。

⑤ 成果有体物受入届出書や同意書(MTA)の控えは、申請者で適切に保管してください。

2.上記1以外の成果有体物

① 成果有体物の受入れが規程に抵触しないことを確認してください。

② MTA締結の必要性について提供先との間で合意したときは、「(様式2)成果有体物受入届出書」に同意書(MTA)を添えて、各学部の事務局へ提出してください。
(様式2)成果有体物受入届出書(Word:35KB)

③ ②の内容について、承認された後、成果有体物を受入れることができます。

④ 成果有体物受入届出書や同意書(MTA)の控えは、申請者で適切に保管してください。

お問い合わせ

(医学部・看護学部)
研究推進課
TEL: 072-684-7141( 直 )
内線: 2008( 木田 ・ 久保 ・ 渡部 )
E-mail: sangakukan@ompu.ac.jp


(薬学部)
薬学総務部管理課
TEL: 072-690-1011( 直 )
内線: 604( 小野 ・ 桝谷 )
E-mail: p-kenkyus@ompu.ac.jp