2022年度ミネソタ州立大学マンケート校主催のWriting Groupに参加しました

お知らせ

 ミネソタ州立大学マンケート校主催がするWriting Groupに本学より飛田伊都子教授をはじめ2名の大学院生が参加されました。本プログラムは、複数の国の研究者がZoomを用いて週1回の頻度で12週間交流しながら論文執筆を進め、最終的にはその論文を国際雑誌に投稿することを目指す企画です。第1回は2022年9月21日~12月7日の毎週水曜日に開催され、ミネソタ州立大学から3名、カンタベリー大学から3名、本学から3名が参加されました。書籍「Writing your journal article in twelve weeks」の内容に沿って進行され、自己紹介や自身の研究を紹介するところから始まり、お互いに進捗状況を報告していく中で、専門外の研究者にも伝わる論文を書くにはどうしたらよいか、投稿する雑誌を選ぶときに気を付ける点など、論文執筆だけでなく、投稿までのプロセスについて議論することができたそうです。下記に参加された飛田先生のご感想を紹介します。
 今後も看護学部・看護学研究科における国際研究活動をサポートしていきます。 

                                   国際交流センター・看護学部国際交流委員会

<参加された飛田先生のご感想>
 毎週水曜日の朝のわずか50分間の国際交流ですが、本企画に参加させていただき大変貴重な経験をさせていただきました。論文の元となるデータはあるが、なかなか論文化が進まないという教員は多くいると思います。しかし、論文の進捗を報告し合う仲間がいると、自分が動機付けられ、何とか少しでも進めて毎週みんなに報告したいという気持ちになりました。私もデータを再分析し、仲間にみていただき、論文のストーリーラインを作ることができました。ミネソタ州立大学やカンタベリー大学の参加者は英語のネイティブですが、私は同じレベルの英語で議論できるかというと、そのレベルには到底達していませんので、1週間で自身がやったことを簡単なスライドにまとめて、それを表示するかたちで毎週報告しました。質問も、そのスライドに表示して、皆さんに尋ねました。その方法が良かったのか、的確なアドバイスをいただくことができました。水曜日は皆さんに会えると思うと、ワクワクしながら出勤していました。オンラインでも参加メンバーはとても仲良くなり、国際学会等で是非直接会いたいという話をしています。