廣砂賢祐さん(TR部門学生研究員:医学部5年生)が参画した研究が海外学術誌に掲載

研究

研究支援センターTR部門の学生研究員である医学部5回生の廣砂賢祐さんが筆頭著者の1人として参画した研究「Efficacy of pembrolizumab and comprehensive CD274/PD-L1 profiles in patients previously treated with chemoradiation therapy as radical treatment in bladder cancer」が、The Journal for Immuno Therapy of Cancer(Impact Factor: 13.751)に掲載されました。このプロジェクトの中で、廣砂さんは、本学OMPUバイオバンク検体の次世代シーケンスデータをバイオインフォマティクスにより解析し成果の産出に大きく貢献してくれました。近年の研究・技術の発達により、膨大な情報(ビッグデータ)の取得が可能となっています。ビッグデータを活用する為にバイオインフォマティクスは必須であり、この技術を有する研究者の育成が求められています。

廣砂さんコメント

この度の論文掲載では、微力ながら自分が担当させて頂いた作業が形になり、多少なりともお役に立つことが出来、大変嬉しく思います。

論文中で行ったバイオインフォマティクス解析の手法は、3年生の頃、谷口高平先生にTR部門の学生研究員にお誘い頂き、小村和正先生に実際の解析を任せて頂くことになったことがきっかけに本格的に勉強をはじめました。
この当時には全く予想もできない大きな成果に自分自身も驚いております。
これもひとえに小村和正先生、谷口高平先生をはじめTR部門・泌尿器外科の先生方、TR部門 テクニカルマネージャー/技師長補佐の生出林太郎さん、多くの方のご指導、ご協力のおかげです。
また一学部学生にこのような機会を頂けるのも、TR部門長の小野富三人先生をはじめ諸先生方の手厚いサポートと学生の挑戦を後押しして頂ける温かい学風あってのことであり、本当に感謝しかありません。

今回の経験を活かし、今後も継続的に成果が出せるようにより一層の精進を続けたいと思います。

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