薬学部 令和4年度前期の授業について 令和4年3月付

教育

薬学部 令和4年度前期の授業について 令和4年3月付

大阪医科薬科大学 薬学部長
1.令和4年度前期授業の実施方針について

◎基本方針
 授業は面接授業(対面形式)を主として、遠隔授業(ライブ配信あるいはオンデマンド配信)を適宜取り入れて実施する。教室の収容人数に関する考え方については、面接授業による学修機会の適切な確保と感染対策を両立させるため、文部科学省の各種通知および大阪府の感染防止に関する要請等を踏まえ、令和3年度の対応から一部要件を緩和して授業を実施する。また実習科目については4班編成(一クラス80名程度)で実施する。

◎クラス規模別の方針
<履修者数が一クラス20名程度、40~50名程度、または80名程度の講義・演習科目(アカデミックスキル、化学、語学、数学等)>
 原則、面接授業を主として実施する。面接授業の実施に際しては小講義室(収容人数60名程度)、中講義室(収容人数170~190名程度)を活用する。また、一部面接授業と遠隔授業(ライブ配信あるいはオンデマンド配信)を併用して実施する場合がある。
 なおこれらの授業については、授業中に履修生が一定の発声を行うことが想定されることから、令和3年度に引き続き、一教室の学生数は各講義室収容定員の5割程度とする。

<履修者数が一クラス150~300名程度の講義科目(主として専門系の必修科目)>
 原則、面接授業と遠隔授業(ライブ配信あるいはオンデマンド配信)を併用して実施する。授業の実施に際しては大講義室(収容人数300名程度)、中講義室を活用する。3年次以上の科目では、面接授業と遠隔授業(オンデマンド配信)を原則隔週で実施する「ブレンド型授業」を主に実施し、1~2年次の科目では面接授業を同時にライブ配信する「ハイフレックス型授業」を主に実施する。一部の科目ではすべて遠隔授業(オンデマンド配信)で実施する場合もある。
 なおこれらの授業については、履修生の発声を伴わず、講師の話を聴講する授業形態が想定されることから、履修生同士の適切な間隔の確保、換気及びマスク着用の徹底等の感染対策を取ったうえで、一教室の学生数は各講義室収容定員の6割程度とする。

<履修者数が一クラス300名程度の科目(主として専門系の選択科目)>
 原則、遠隔授業(オンデマンド配信)を主として実施する。授業の一部に面接授業を取り入れる場合もあるが、その場合の使用教室等については都度案内する。

 ※なお、クラス規模に関わらず選択科目は遠隔授業(オンデマンド配信)で実施する場合がある。授業の内容等を踏まえ、一部の選択科目は面接授業により実施する。

◎学事日程の考え方
  • 授業については、法令、学則等を踏まえ適切な範囲で実施する。
  • 講義科目は1回90分として、2単位の授業は15回※1、1.5単位の授業は12回、1単位の授業は8回、0.5単位の授業は5回実施する(一部の授業は1単位12回実施する場合がある※2)。
    ※1 2単位の「ハイフレックス型授業」(後述)については、13週の授業期間を勘案して、令和4年度前期については原則3回オンデマンド配信の遠隔授業を取り入れて実施する。
    ※2 1単位の「ハイフレックス型授業」のうち、12回の授業が設定されている科目については、科目担当者の裁量により4回まではオンデマンド配信の遠隔授業を取り入れる場合がある。
  • 実習科目は原則火・水・木の午後に行い、1単位の授業は原則6日間実施する(一部変則的に実施する場合がある)。
  • 各科目で学習すべき内容については、授業に加え課題演習等を課す等により、この授業回数において適切に指導する。

2.上記実施方針に基づく時間割編成について

<1~2年次生>
主として専門系の必修科目においては、面接授業と遠隔授業(ライブ配信)を同時実施する「ハイフレックス型授業」を行う。「ハイフレックス型授業」の概要については以下のとおり。
  • 教員は毎回教室で授業を行い、その様子をZoomで同時配信する。
  • 学生は教室で面接授業を受講する者と、自宅や「遠隔受講用教室」等でライブ配信授業を受講する者に分かれる。
    なお、面接授業を受講するよう指定された学生のうち、一部は別教室で中継授業を受講する場合がある
    月曜日は教室繰りの都合上、2年次生の面接授業割当て者の半分は、午前または午後は講師が授業を行う教室の隣の教室で、中継授業を受講する。
  • 面接授業は大講義室1室または中講義室2室を利用して160名程度(実習班2班単位)で実施する。
  • 面接授業の割当日でない学生に対して、キャンパスに登校してライブ配信授業を受講できる「遠隔受講用教室」を用意する。
    (参考 ハイフレックス型授業での登校スケジュール概念図)
    • A1・A2(学籍番号の下3桁が100~200番台・300~400番台)、B1・B2(学籍番号の下3桁が500~600番台・700~800番台)の2グループで面接授業日を分けて設定しており、12回の授業の場合6回登校して授業を受講する。
    • 2年次のハイフレックス型授業を行う曜日(月・水・金)は午後から対面実施の実習がある日がある。午後から実習を受講する学生は午前のハイフレックス型授業は大学で対面形式の面接授業を受講できるよう考慮して、登校スケジュールを設定する
      1年次のハイフレックス型授業を行う曜日(月・火)は対面実施の実習・演習はない。
    •     1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
      1年 A1A2
         B1B2
       2年  A1A2
         B1B2
      面…面接授業日 面※…面接授業日(月曜授業のみ一部中継教室で受講)
      ラ…ライブ配信の遠隔授業を自宅等で受講 予…予備日

<3~4、6年次生>
主として専門系の必修科目においては、面接授業と遠隔授業(オンデマンド配信)を交互に実施する「ブレンド型授業」を行う。原則として隔週で面接授業と遠隔授業(オンデマンド配信)を実施する。
(参考 ブレンド型授業での登校スケジュール概念図)
教室が重複しないよう、学年ごとに面接授業を実施する回を分けて設定し、12回の授業の場合6回の面接授業を確保(4年次と6年次は時間割が重複しないため、同じタイミングで面接授業を設定)。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
3年
4,6年
面…面接授業日 オ…オンデマンド配信の遠隔授業を自宅等で受講 予…予備日


3.具体的な開講スケジュール等について

  • 授業開始日から終了予定日の全開講科目の開講スケジュールは、今後提示する「令和4年度前期開講科目 開講スケジュール」から確認すること。
  • この「開講スケジュール」から自身の履修科目について、いつ遠隔授業が配信されるのか、いつ大学での面接授業があるのか等を確認すること。
  • 遠隔授業(オンデマンド配信)は前期同様にMicrosoft Teamsを用い、遠隔授業(ライブ配信)はZoomを用いる。
  • 特に面接授業がいつ実施されるのかについて注意し、具体的な面接授業の実施時間や実施教室については、今後提示する「令和4年度前期 面接授業実施時間表(1~6年次)」から確認すること。
  • 実習科目の実施日等については、今後提示する「令和4年度前期 実習・演習日程表」から確認すること。特に自身がどのクラスに属しているのか、その場合、いつ実習が実施されるのかについて注意すること。

なお、いずれも今後の情勢によって変更となる場合がある。


以上