6.研究活動

International Writing Group

 本学では国際的な研究活動にも力を入れており、ミネソタ州立大学マンケート校が主催となり複数の国の研究者がオンラインでつながるInternational Writing Groupという企画にも参加しています。この企画では様々な大学の研究者がオンライン上で議論を行い、国際雑誌に論文を投稿することを目指しています。
 自己紹介や自身の研究を紹介するところから始まり、お互いに進捗状況を報告していく中で、専門外の研究者にも伝わる論文を書くにはどうしたらよいか、投稿する雑誌を選ぶときに気を付ける点など、論文執筆だけでなく、投稿までのプロセスについて議論を行い、看護学部・看護学研究科における国際研究活動をサポートしていきます。

協定校との共同研究

Creative Nursing

本研究は、国際的な執筆支援の枠組みである International Writing Group(IWG)の取り組みに着目し、協働的な執筆活動が教育研究の質向上および研究者の成長にどのように寄与するかを検討したものです。本学看護学部もこの取り組みに参加しており、飛田教授が執筆者として参画し、協定校であるミネソタ州立大学の教員をはじめ、世界各国の研究者と共同で執筆を行いました。分野や国籍の異なる教育研究者が相互に支援しながら執筆を進めるプロセスを通じて、教育実践に関する研究(Scholarship of Teaching and Learning)が促進されることを示しています。本研究は、国際的な学術交流と研究力向上を支える実践的モデルとしての意義を明らかにするものです。
Richardson, S., Krueger, L., Richardson, A., Coleman, E., Ogilvie, S., De La Fosse, K., Tobita, I., van der Wath, A., Mondejar-Ponto, M., Mitterdorfer, A., & de Ruiter, H.-P. (2024). Collaborative international nursing writing group: A nonpatriarchal approach. Creative Nursing

本研究は、国際共同オンライン学習(Collaborative Online International Learning: COIL)を基盤とした看護教育モデルである「The CRIISIS COIL Model」を開発・評価したものです。本モデルを通じて、学生の文化的感受性、倫理的視点、およびグローバルな健康課題に対する理解をどのように育成できるかを検討しています。家族の健康課題を題材とした学習プロセスにおいて、学生が多様な社会的・文化的背景を踏まえた看護の視点を獲得することの教育的意義を示しており、国際的な看護教育の実践モデルとして有用性を明らかにしています。なお、本論文には本学から飛田教授が共同執筆者として参画しています。
Johnson, E., Bunt, H., van Daatselaar, A., Van Daele, A., Demedts, D., Glösmann, J., Jaipang, C., Kovane, P., Schulze, J., Søholm, C., Tscherne, U., Tobita, I., & de Ruiter, H.-P. (2026). The CRIISIS COIL model: Advancing equitable global allied health and nursing education. Frontiers in Education, 11, 1711755.

協定校との教員の研究交流、国際共同研究の推進を行っています。