移植・再生医療看護学

寺口 佐與子 教授

 移植・再生医療看護学分野では、移植医療のみならず急性期医療全般において実践を念頭においた看護学研究に取り組んでいます。
 主な研究テーマとして2点あります。臓器移植や組織移植(造血幹細胞移植)など高度医療を受けた患者・家族への看護実践に関する研究、また、集中治療室や救急外来での看護実践や教育に関する研究など急性期看護全般に幅広い研究を行ってきました。2点目は、移行期支援や長期継続支援に関する研究です。急性期医療を経てから顕在的となるリンパ浮腫などの慢性病への予防的介入や重症化した難治性症例に対するケア方法の構築に取り組んでいます。
 重要なことは研究成果を臨床の場に還元し、看護実践に活かすことにあります。急性期、移行期支援、長期継続支援に関する看護研究にご興味のある方はぜひご参加ください。