基礎看護学実習Ⅱ

基礎看護学実習は大阪医科薬科大学病院で行います。
基礎看護学実習は1年次の基礎看護学実習Ⅰ、2年次の基礎看護学実習Ⅱから構成されています。

基礎看護学実習Ⅱでは、入院中の対象者1名を受け持ち、健康課題の解決に向けて看護過程(看護独自の思考と行動を様式化)を活用して実習指導者や教員とともに看護を実践し、看護実践能力の基礎を培います。また、2018年度から、看護技術力の向上をめざし、看護師のシャドーイングを取り入れ、エキスパートによる看護実践の実際や役割を学ぶ機会を積極的に取り入れています。

(学生より)

・実習では看護過程を実際の患者さんに適用させ、受け持ち患者の膨大な量の情報を電子カルテから収集し、患者さんの全体像を把握しました。その上で、患者さんに必要な看護を臨床現場の看護師と共に実施し、学びを深めることができました。
・バイタルサインの測定を初めて患者さんに実施した時は緊張しましたが、実習前に学内でのサポートもあったので、安心して臨むことができました。
・2年生の実習では、これまで学内の講義で学んできた知識の重要性を改めて実感し、臨床現場でしか学ぶことのできない新しい発見や経験を得ることができました。また、自分自身の成長や考え方の変化を感じ、今後の目標や目指したい看護について具体的に考える機会になりました。