イベントへの参加

看護のセカイ(看護の日イベント)

2023年5月13日開催

2023年5月13日に北キャンパスで開催された看護の日イベント「看護のセカイ」では、20名の有志の学生が参加しました。
学生コーナーの他、AED体験コーナーや高齢者疑似体験、聴診器などの体験コーナーでスタッフとしてイベント運営に協力しました。

参加した学生の感想

私は、「学生コーナー」を担当させて頂きました。ここには、看護師に興味を持ち、看護師になりたいと考えている人たちが、中学生・高校生を中心に多く来てくれました。
来場者の方と関わる中で、看護学生の実際について興味をもってくださっている方がたくさんおられることに気づきました。インターネットでは、看護実習についての話題がよく取り上げられています。そのため、「看護師に興味はありますが、自分が実習や授業を乗り越えられるか考えるにあたって、より具体的なイメージを知りたい。」という相談を受けました。看護学生・看護師は、多くの勉強が必要で、責任も伴いますが、友人と支えあい、日々葛藤しながらも患者さんと関わることで、患者さんと信頼関係を作ることができ、時には「ありがとう」と言ってもらえることがあります。そのように、患者さんとの関わりが自身の成長と励みになり、やりがいを感じながら取り組むことができるということをお伝えしました。看護師という職業は大きな責任を伴う職業ではありますが、その分やりがいもあるので、自分の気持ちや性格と話し合って、しっかりよく検討してみてほしいと伝えました。
新型コロナウイルスという大規模感染を経験し、看護学生・看護師になることへの憧れや実際への関心が高まっていると感じましたが、お話をさせていただいて、看護学生の生活の実際や看護師のやりがいを、具体的に理解してもらえたのではないかと感じます。来場者の方は、様々な分野のエキスパートの看護師の方と各ブースでも交流されていたので、学生との関わりも含め、少しでも看護のイメージを掴んでもらい、身近で魅力ある職業であると理解してもらえたらいいなと感じました。
イベントの中では、災害看護を専門とされている看護師の方の講演会やコミュニケーションを円滑に行うための講座なども設けられており、自身の今後の看護活動にも活かせる内容をお伺いすることもできました。看護師を目指していく上での自身のモチベーション向上にもつながり、このような大規模な看護の啓発活動に参加できて良かったです。

今回は、学生コーナを担当していましたが、多くの看護師の方とお話しさせていただいた中でも、それぞれの病院の特徴や、看護師を支えている看護協会の役割などの話は新鮮で、自分にとっての看護の世界が広がりました。
それぞれのブースに滞在した時間は少しずつでしたが、多くの看護師さんや協会の方はみなさん親しく、明るくお話ししてくださって、このような先輩方と将来仕事ができることが、楽しみになりました。

高校生だけでなく、中学生も来ていて、それぞれに看護師になりたい理由などを聞いていると、みなさん看護への思いがとても強いと感じました。その思いを聞いているうちに、看護へのモチベーションがさらに高まりました。
また、学生生活や実習についての質問に答えているうちに、4年間の看護学生をどう過ごしていたのかを、振り返えることができましたし、残りの学生生活をもっと有意義にしたいと思えました。

4年間の学生生活はコロナで学祭など授業以外のことに参加したことがほとんどなかったので、学生同士で何かするという機会を頂けて、楽しかったです。ありがとうございました。

オープンキャンパス

毎年、オープンキャンパスには看護学生も参加し、プレゼンや学生生活についての個別相談を行なっています。