6年間のカリキュラムの流れ

第1学年

幅広い教養を備えた医師としての基本を学ぶ1年間です。基礎的な医学知識を修得するとともに、人体を理解するうえで大切な臓器学、患者様を理解するうえで大切な医学心理学・行動科学、コミュニケーション学を学びます。また、入学して早々に大学病院にて「早期体験実習」を実施します。

■総合学習
生命科学1(物理学)、生命科学2(化学)、生命科学3(生物学)、生命科学1実習(物理学)、生命科学2実習(化学)、生命科学3実習(生物学)、人間科学、国際言語文化1(英語)、国際言語文化2(独語)、
スポーツ健康科学、情報科学、数理科学、生命誌、医学概論、医学心理学・行動科学、コミュニケーション学、
セミナー1、セミナー2、多職種連携論1-医療人マインド、学生研究、
単位互換:大学コンソーシアム(大阪・京都)、医工薬連環科学遠隔講座

■準備教育
人体構造入門コース1(人体発生学)、人体構造入門コース2(細胞組織学)、早期体験実習

第2学年

■専門教育:基礎医学系
人体の構造1(肉眼解剖学)、人体の構造2(組織学)、人体の構造3(神経解剖学)、
人体の機能1(分子生物学)、人体の機能2(生理学)、人体の機能3(生化学)、
早期体験実習、医学英語、人体の機能2実習(生理学)、人体の機能3実習(生化学)、
薬物療法1、病気の成り立ち1、病原体・生体防御1、病原体・生体防御2、多職種連携論2-医療と専門職

第3学年・第4学年

内科学・外科学からのアプローチではなく、臓器による分類で数多くの症例に取り組み、多種多様な病態への臨床力を修得します。「PBL」「TBL」も活用し、問題解決能力を徹底的に身につけます。第4学年では、共用試験「CBT」「Pre-CC OSCE」に挑戦します。

〈3学年〉
■専門教育:基礎医学系、臨床医学系
病気の成り立ち2、薬物療法2、病原体・生体防御3、診断学入門、循環器、腎尿路・男性生殖器、女性生殖器・婦人科腫瘍、呼吸器、消化器、血液、内分泌・代謝、アレルギー・免疫、皮膚、運動器、神経、精神・行動、医学・医療と社会、医学英語2、学生研究2、医療プロフェッショナリズム・コア1、臨床技能1

■試験
総合試験

〈4学年〉
■専門教育:基礎医学系、臨床医学系
薬物療法3、感覚器1(眼科)、頭頸部・感覚器2(耳鼻科)、妊娠・出産、成長・発達、思春期・ホルモン、加齢・高齢者、麻酔、救急、リハビリテーション、放射線治療・放射線障害、腫瘍、感染症、診断学、地域・産業保健、死と科学、医学英語3、学生研究3、医療プロフェッショナリズム・コア2、臨床技能2、臨床実習[コア クリニカル・クラークシップ]
                                 
■試験
共用試験(CBT)、Pre-CC OSCE

第5学年・第6学年

第5学年では大学病院内で医療チームの一員として参加する「コア クリニカル・クラークシップ」がスタートします。また、第6学年での「アドバンスト クリニカル・クラークシップ」では、自らの希望による病院と科の選択が可能です。この実習により医師としての方向を見極めます。

〈5学年〉
■臨床実習
コア クリニカル・クラークシップ
アドバンスト クリニカル・クラークシップ

■試験
臨床実習履修評価試験①②

〈6学年〉
■臨床実習
アドバンスト クリニカル・クラークシップ

■試験
Post-CC OSCE、卒業試験①②、総合試験、関西公立私立共通試験