【看護学部】
2021年度 プログラムの修了要件と授業内容・概要

修了要件

看護学部では、プログラム①~④の「情報リテラシー」、プログラム⑤「統計学」は必修科目、プログラム⑤「データ処理演習」については選択科目である。すべてを履修し単位取得すること。

 授業に含まれている内容・要素   講義内容
 (1)現在進行中の社会変化(第4次産業革命、Society 5.0、データ駆動型社会等)に深く寄与しているものであり、それが自らの生活と密接に結びついている 1-1 第1学年:「情報リテラシー」(必修)
・授業タイトル「データサイエンスとは何か」授業項目「データサイエンスとは」「社会で活用されているデータ」
1-6 第1学年:「情報リテラシー」(必修)
・授業タイトル「データ・AI の活用領域」授業項目「データの活用領域」
 (2)「社会で活用されているデータ」や「データの活用領域」は非常に広範囲であって、日常生活や社会の課題を解決する有用なツールになり得るもの 1-2 第1学年:「情報リテラシー」(必修)
・授業タイトル「データサイエンスとは何か」授業項目「データサイエンスとは」「社会で活用されているデータ」
1-3 第1学年:「情報リテラシー」(必修)
・授業タイトル「データ・AI の活用領域」授業項目「データの活用領域」
 (3)様々なデータ利活用の現場におけるデータ利活用事例が示され、様々な適用領域(流通、製造、金融、サービス、インフラ、公共、ヘルスケア等)の知見と組み合わせることで価値を創出するもの 1-4 第1学年:「情報リテラシー」(必修)
・授業タイトル「データ・AI の活用領域」授業項目「データの活用領域」
1-5 第1学年:「情報リテラシー」(必修)
・授業タイトル「データ・AI の活用領域」授業項目「データの活用領域」
(4)活用に当たっての様々な留意事項(ELSI、個人情報、データ倫理、AI社会原則等)を考慮し、情報セキュリティや情報漏洩等、データを守る上での留意事項への理解をする 3-1 第1学年:「情報リテラシー」(必修)
・授業タイトル「データ・AIの活用領域」授業項目「データの活用領域」「データ・AI利活用における留意事項」
・授業タイトル「情報検索とファイル操作」授業項目「ネット利用時の諸注意」
3-2
(5)実データ・実課題(学術データ等を含む)を用いた演習など、社会での実例を題材として、「データを読む、説明する、扱う」といった数理・データサイエンス・AIの基本的な活用法に関するもの 2-1 第1学年:「統計学」(必修)
・授業タイトル「基本的な用語とデータ」「基本的なデータの種類」「質的データの分類」「量的データの分類」「記述統計と推測統計の区別」「1変数の記述統計」「ヒストグラム」「データの分布と代表値」「データのばらつきの指標」「標準偏差および分布の形状」「質的2変数の関係」「量的2変数の関係」
2-2 第1学年:「統計学」(必修)
・授業タイトル「基本的な用語とデータ」「基本的なデータの種類」「質的データの分類」「量的データの分類」「記述統計と推測統計の区別」「1変数の記述統計」「ヒストグラム」「データの分布と代表値」「データのばらつきの指標」「標準偏差および分布の形状」「質的2変数の関係」「量的2変数の関係」
2-3 第2学年:「データ処理演習」(選択)
・授業タイトル「データ処理の基本」「統計学の基礎的事項の理解1・2・3」「実際のデータを利用して統計処理1・2」「検定について1・2・3・4・5」「データ解析より表の作成・分析手法」「アンケート集計・分析」

プログラムの学修成果(学生等が身に付けられる能力等)

本学の数理・データサイエンス・AI教育プログラムは、 「データを正しく評価、活用する基盤となるリテラシーを身に着け、Society5.0における医療人として必要なデータサイエンスの基礎を修得する」「データサイエンスおよびAI導入により激動する未来の医療界における自 らの在り方を省察し、諸問題を解決する能力涵養」を学修目標としています。