研究支援センター長の挨拶

大阪医科薬科大学 医学研究支援センターは、研究機器部門、実験動物部門、トランスレーショナル・リサーチ部門、医療統計室、産学官連携推進室、研究推進課の3部門2室と1つの課で構成され、多面的な研究支援業務を行っています。
実験設備や研究機器の充実と、その利用のサポートはセンターの重要な任務です。しかしそうした研究のハード面のニーズに加えて、近年は組換えDNA実験、動物実験、臨床研究、研究利益相反などにおいて配慮する内容が増え、かつ多様化しています。そこで研究倫理の啓発やコンプライアンスの遵守といったソフト面のサポートが益々重要になります。複雑化していくソフト面での支援についても研究者への利便性向上を意識しながら総合的に行ってまいります。また、他大学や企業、また外国の研究機関等との学際的研究を活発にし、研究の成果を社会実装していくためのサポートも当センターの任務と心得ています。
科学技術の進歩は加速する一方であり、研究インフラと倫理面のニーズはそれにともなって変化します。ハードとソフトの両輪のバランスを失うことなく、かつ遅れることなく支援してまいりますので、今後とも一層のご協力とご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

令和3年11月
大阪医科薬科大学 医学研究支援センター
近藤洋一