【高大連携プロジェクト】高槻中学校・高槻高等学校で、医療統計室の伊藤准教授が、データサイエンスの講義を行いました。

参加者の皆さんと書籍「FACTFULNESS」の中で紹介されているクイズに回答しながら、世界の統計情報に基づく事実と私たちの認識との間には意外とギャップがありそうだということを共有しました。実際にGAPMINDERというwebサイトのグラフ編集ツール(Animating Data)を用いて、世界各国の指標から2つの変数の相関関係を見てみたり、ある指標のデータを経年的にみてこれまでどんな経過をたどってきたか、変化があった年にはどんなことがあっただろうかなど、それぞれにグラフを作成しながらデータの解釈を共有してみました。また、各国の指標について写真や動画の質的なデータを見ることができるDollar Streetというツールも紹介しました。数字だけでなく、質的なデータについて評価することの重要性も含めて、データサイエンスについて一緒に学びを深めました。