木下 真也

精神科を志した理由

正直なところ、特に大きな理由はなかったです。現行の臨床研修制度の1年生であったため、前例のないことばかりの研修医生活でした。様々な診療科で研修を受けさせてもらうなかで、なんとなく神経精神医学教室が良いなあと思って入局を決めました。大した理由もなく選びましたが、後悔することなく続けることができておりますので、これで良かったと思っております。

私の仕事紹介

教室の役割としては医局長をしております。教室内をまとめたり、他部署や関連病院との連携役を務めたりしております。診療では、電気けいれん療法やクロザピン治療などの治療抵抗性精神疾患を診ることが多く、その傍ら専門外来としてジェンダー外来をしております。また、緩和ケアセンター副センター長として精神科医として緩和ケア医療に携わっております。

教室の魅力

若さが魅力の一つだと思います。教室の平均年齢が30代前半ですので、色々言いやすい雰囲気だと思います。また、年齢が近い人が多いこともあり、みなさん仲良くしているように見受けられます(私は少し離れておりますが…)。

メッセージ

「どれが正解だろう?」「失敗したくない」と悩んでいる研修医の先生を多く見かけます。気持ちはとても良くわかりますが、その時点での正解はないと思います。悩んで決められない時は、「選んだ道を正解にしよう」と割り切ってしまうのも1つかなと思います。当教室に飛び込んで来ていただくことは大歓迎ですので、ぜひお待ちしております。