研究テーマ

[センター共通研究課題] 新たな薬学教育の構築と検証

各教員の研究課題
[大桃善朗教授]
(1)分子イメージングによる画像診断用医薬品の開発
 
[井上晴嗣教授]
(2)血清タンパク質の構造と機能
  1. ホスホリパーゼA2阻害タンパク質の構造と阻害機構の解明
  2. ロイシンリッチα2グリコプロテイン(LRG)の機能解明
 
[宮崎誠教授]
(3)薬理効果の速度論解析に基づいた薬物の最適投与計画の開発
  1.生体リズムを考慮した交替勤務従事者のための糖尿病薬物治療の開発
  2.薬物相互作用のファーマコメトリクス研究
 
[佐藤卓史准教授]
(4)シスプラチン耐性がんに有効な新たな制がん性金属錯体の開発
 
[長谷井友尋准教授]
(5)環境因子によるたんぱく誘導を介したがん等疾病への影響の解明
 
[倉田里穂助教]
(6)自己炎症性疾患感受性遺伝子の機能解析から新規治療法の開発
 
 薬学教育研究センターでは、アクティブラーニングやICTを取り入れた効果の高い双方向性教育手法について、センター教員自ら積極的に実践するとともに、その評価や検証といった薬学教育研究について取り組んでいます。
 また、初年次教育(アカデミックスキル)や薬学共用試験(CBT)対策をセンター教員一丸となって推進するとともに、学生の卒業率や国試合格率向上のために、大学入試結果や授業の出席率、成績などを一括データ管理し、卒業率、国試合格率との相関性などについても調査していきたいと考えています。さらに、各学生さんのデータを集約させた“学生カルテ”(ポートフォリオ)を利用した教職員によるサポートも検討しています。それらと合わせて、学生の日々の学習を支援する目的で、各教員の専門領域に関連した質問にも積極的に応じています。
 一方、センターの教員は専門科目の講義、学生実習に加えて、センター業務における各自の役割を果たしつつ、それぞれ個別のテーマをもって独自の研究活動と卒業研究指導も行っています。
 

キーワード

薬学教育、アクティブラーニング、ファシリテータ、ピア・チューター、メディカル・カフェ、分子イメージング、画像診断、ホスホリパーゼA2、ヘビ毒、阻害タンパク質、血清タンパク質、ロイシンリッチα2グリコプロテイン、シトクロムc、がん、抗がん剤、ERK-MAPキナーゼ、キナーゼ阻害剤、HDAC阻害剤、エピジェネティクス、シグナル伝達、 メタボリックシンドローム、糖尿病、ファーマコメトリクス、PK-PD、薬物速度論、生体リズム、時間薬理学、薬物相互作用、白金、金属錯体、DNA、環境、炎症、インターフェロン
 

配属学生

大学院生 0名
学部学生 6年次生:19名、5年次生:19名、4年次生:15名(薬科学科1名を含む)

所属教員

研究内容

薬学教育研究センターでは、アクティブラーニング等の教育手法の薬学教育への導入や双方向性授業を推進するためのICT導入を行うとともに、それらの教育効果の検証を研究テーマの一つにしています。一部の配属学生に対しては、ファシリテータ・スキルやピア・チューターとしての能力を修得してもらい、それを教育に生かすとともに、その教育効果の検証を行っていきます。さらに、入学時の学力や日々の学習習慣、学生生活等が学業に与える影響に関して、継続的な調査研究を卒業研究として行っていきます。これらの学生に修得してもらう能力は、大学にいる間に役立つだけでなく、将来、指導薬剤師として実務実習生を指導する場合に直接役立つスキルであるとともに、臨床の現場において、患者さんや他職種の医療従事者と接する場合にも大変役に立つ能力です。
一方、各教員は後述の研究内容に示すような独自のテーマをもって個別に研究を行っています。一部の卒業研究については、教員独自の研究テーマに関連したドライ(学術調査・疫学)研究やウエット(実験系)研究を行う予定です。

共通研究課題

新たな薬学教育の構築と検証

薬学専門系の授業におけるアクティブラーニングの導入とその成果の検証
学生のファシリテータ・スキルの修得・向上とその教育効果の検証
学生ピア・チューター養成とその教育効果の検証
学習習慣や学生生活が学業に与える影響の調査研究

[大桃善朗教授]
(1)分子イメージングでがんの早期画像診断を目指す

生体内で起こる様々な生命現象を、生きた状態のまま外部から分子・細胞レベルで捉えて、画像として観察できるようにする分子イメージングは、病気を早期に正確に発見することができる新しい診断法として注目されている。

腫瘍の分子イメージングに基づく画像診断は、腫瘍に内在する様々な性質に関する情報を、イメージングという非侵襲的かつ全身検索可能な方法で評価する診断法である。この方法は診断だけでなく、多様な腫瘍の個性に見合った治療計画の策定、治療効果の予測や正確な判定など、個々の患者に対する個別化医療への貢献が期待されている。
このような分子イメージングによる病気の診断に用いられる新しいタイプの医薬品の開発を目指して、腫瘍細胞に発現した特異的分子を標的とする分子イメージング薬剤や、中枢神経疾患の診断のための分子イメージング薬剤など、種々の分子イメージング薬剤の開発研究を行っている。

[井上晴嗣教授]
(2)血清タンパク質の構造と機能

1.ホスホリパーゼA2(PLA2)阻害タンパク質(PLI)の構造と阻害機構の解明

これまでにマムシやハブなどの毒ヘビの毒液中に多量に含まれるPLA2を阻害するタンパク質を、毒ヘビ血液から精製し、構造的特徴および阻害の特異性が互いに異なる3種類の阻害タンパク質(PLIα、PLIβ、PLIγ)を見いだしました。そのうちPLIαはC型レクチン用ドメイン(CTLD)を持つ3量体構造を形成しており、1分子のヘビ毒II型酸性PLA2にこの3量体PLIαが結合することによってPLA2活性を阻害していることがわかりました。そこでこの結合様式を明らかにするため、PLA2・PLIα複合体を結晶化してその複合体の立体構造を明らかにしたいと考えています。また、同様にPLIβやPLIγについてもPLA2阻害機構を解明したいと考えています。

参考論文

  1. Nishida M, Okamoto M, Ohno A, Okumura K, Hayashi K, Ikeda K, Inoue S: Inhibitory activities of the heterotrimers formed from two α-type phospholipase A2 inhibitory proteins with different enzyme affinities and importance of the intersubunit electrostatic interaction in trimer formation. Biochem. Biophys. Acta, 1804 2121-2127, 2010
  2. Kinkawa K, Shirai R, Watanabe S, Toriba M, Hayashi K, Ikeda K, Inoue S: Up-regulation of the expressions of phospholipase A2 inhibitors in the liver of a venomous snake by its own venom phospholipase A2. Biochem. Biophys. Res. Commun., 395: 377-381, 2010
  3. Shirai, R., Toriba, M., Hayashi, K., Ikeda, K., and Inoue, S.: Identification and characterization of phospholipase A2 inhibitors from the serum of the Japanese rat snake, Elaphe climacophora. Toxicon, 53: 685-692, 2009
  4. Shimada A, Ohkura N, Hayashi K, Samejima Y, Omori-Satoh T, Inoue S, Ikeda K: Subunit structure and inhibition specificity of α-type phospholipase A2 inhibitor from Protobothrops flavoviridis. Toxicon, 51: 787-796, 2008
  5. Okumura K, Ohno A, Nishida M, Hayashi K, Ikeda K, Inoue S.: Mapping the region of the α-type phospholipase A2 inhibitor responsible for its inhibitory activity. J. Biol. Chem., 280: 37651-37659, 2005
  6. Okumura K, Ohkura N, Inoue S, Ikeda K, Hayashi K: A novel phospholipase A2 inhibitor with leucine-rich repeats from the blood plasma of Agkistrodon blomhoffii siniticus. J. Biol. Chem., 271: 19469-19475, 1998
  7. Inoue S, Kogaki H, Ikeda K, Samejima Y, Omori-Satoh T: Amino acid sequences of the two subunits of phospholipase A2 inhibitor from the blood plasma of Trimeresurus flavoviridis. J. Biol. Chem., 266: 1001-1007, 1991

2.ロイシンリッチα2グリコプロテイン(LRG)の機能解明

私たちが毒ヘビ血液から発見したPLA2阻害タンパク質の一つであるPLIβは、ヒト血液中に存在する機能未知のタンパク質であるロイシンリッチα2グリコプロテイン(LRG)とアミノ酸配列上の相同性が高いことから、LRGはPLA2阻害タンパク質ではないかと考えていました。しかし、マウス血液から精製したLRGにはPLA2阻害活性は見られず、ミトコンドリアの電子伝達体として機能するシトクロムcと特異的に結合すること、細菌感染などの急性炎症の際に急激に肝臓で発現する急性期タンパク質の一つであることなどがわかりました。LRGとPLIβの機能比較や、LRG遺伝子ノックアウトマウスの作製を介してLRGの生理的な機能について明らかにしたいと考えています。

参考論文

  1. Shirai R, Gotou R, Hirano F, Ikeda K, Inoue S.: Autologous extracellular cytochrome c is endogenous ligand for leucine-rich α2-glycoprotein and β-type phospholipase A2 inhibitor. J. Biol. Chem., 285: 21607-21614, 2010
  2. Shirai, R, Hirano F, Ohkura, N, Ikeda K, Inoue S: Up-regulation of the expression of leucine-rich α2-glycoprotein in hepatocytes by the mediators of acute-phase response. Biochem. Biophys. Res. Commun., 382: 776-779, 2009

[宮崎 誠教授]
(3)薬理効果の速度論解析に基づいた薬物の最適投与計画の開発

すべての医薬品の血中薬物濃度と副作用を含む薬理効果との間には特定の関係が存在する。ところが、投与方法や併用薬等によってこの関係が変化し、結果として医薬品が持つ本来の有効性を発揮できないことや副作用が増強されてしまうこともある。このような現象の因果関係はファーマコメトリクス(pharmacometrics)、すなわち薬物動態学(PK)と薬力学(PD)を関連付けた数理的モデリングとシミュレーションから定量的に明らかにすることができる。得られたPK-PDの関係は最適な投与計画を立案する際の科学的根拠となる。
これまでに糖尿病治療薬や循環器官用薬、抗がん薬などのPK-PDが種々の要因によって受ける影響を明らかにしてきた。近年は、生活環境と薬物投与時刻に依存した糖尿病治療薬のPK-PDの関係に着目しており、光や食事時刻のような生活環境の変化も複雑に薬物の体内動態や薬効強度の経時推移に影響し得ることを示してきた。現在、交替勤務従事者の糖尿病薬物治療に対する時間治療の開発を行っている。

[佐藤卓史准教授]
(4)シスプラチン耐性がんに有効な新たな制がん性金属錯体の開発

シスプラチンは臨床で最もよく使用されている抗がん剤です。しかし、シスプラチンを用いた治療を行っていると、シスプラチンが効かなくなってしまうことがあります。ほとんどの場合、この耐性がんに対しては、シスプラチン以外の白金制がん剤も無効です。そこで、私は、シスプラチン耐性がんに有効な新たな金属化合物を探索し、いくつかの候補となる化合物を見出しました。その中に下に示した一連の化合物がありますが、これらは2価の陽電荷をもっています。現在、臨床で用いられている白金抗がん剤はすべて電荷を持っていません。ところが最近、陽電荷を持つ多くの白金錯体で抗がん活性が見出されて、その作用機構が大きな注目を集めています。これら以外にも白金やルテニウム、パラジウムなどを含む錯体についても研究を行っています。現在は、それらの化合物の作用機構を培養細胞やDNA、酵素などを用いて明らかにし、そこから得られた情報を基に、より効果の高い化合物を合成しようとしています。

[長谷井友尋准教授]
(5)環境因子によるたんぱく誘導を介したがん等疾病への影響の解明

がん(悪性新生物)は日本における死因の1位で、年間40万人程度ががんによって死亡している。これまで、がんは「発がん多段階仮説」に沿ってイニシエーション、プロモーション、プログレッションの各段階を経て発がんに至ると考えられてきた。しかしながら近年では、DNAのメチレーションをはじめとしたDNAの突然変異(塩基配列の変化)を伴わないエピジェネティクスが発がんに関与していることが明らかにされてきている。また、エピジェネティクスは発がんだけでなく先天性の遺伝子疾患や生活習慣病の発症、さらには老化にも関与が示唆されていることから、近年重要性を増している領域である。私は環境因子がエピジェネティクスを介したたんぱく・酵素の発現にどのような影響を与えるかを研究することで、がんをはじめとした各種疾病に対する環境の影響を明らかにしていく。

[倉田里穂助教]
(6)自己炎症性疾患感受性遺伝子の機能解析から新規治療法の開発

ベーチェット病は慢性再発性の全身性炎症性疾患です。度重なる炎症症状によって、患者さんのQuality of Lifeが著しく低下します。治療においては、抗TNF-α抗体製剤が奏功し、インフリキシマブやアダリブマブが用いられています。しかしながら、特定の症状を示す症例でしか治療の適応が認可されておらず、新規治療法の開発が求められています。その一方で、ベーチェット病の病態は十分に理解されておらず、様々な視点からの研究が必要です。
これまでに、遺伝子関連解析によって、ベーチェット病新規感受性遺伝子 tripartite motif containing 39(TRIM39)を同定しました。また、TRIM39のスプライシングバリアントの1つである、TRIM39-RPP21(TRIM39R)がI型インターフェロン応答を惹起することを見出しました。近年、TRIM39Rはベーチェット病だけでなく、炎症性腸疾患や自己免疫疾患の全身性エリテマトーデスへの関与が示唆されています。病態におけるTRIM39Rの分子メカニズムを明らかにすることで、ベーチェット病をはじめとした炎症性疾患や自己免疫疾患の新規治療法開発に貢献したいと考えています。

代表的論文

2020年

  1. Miyazaki M, Hayata M, Samukawa N, Iwanaga K, Nagai J: Pharmacokinetic–pharmacodynamic modelling of the hypoglycaemic effect of pulsatile administration of human insulin in rats. Sci. Rep. 10(1): 18876, 2020
  2. Harada M, Nagai J, Kurata R, Shimizu K, Cui X, Isagawa T, Semba H, Ishihara J, Yoshida Y, Takeda N, Maemura K, Yonezawa T.: Establishment of Novel High-Standard Chemiluminescent Assay for NTPase in Two Protozoans and Its High-Throughput Screening. Marine Drugs. 18(3): 161, 2020
  3. Kurata R, Shimizu K, Cui X, Harada M, Isagawa T, Semba H, Ishihara J, Yamada K, Nagai J, Yoshida Y, Takeda N, Maemura K, Yonezawa T.: Novel Reporter System Monitoring IL-18 Specific Signaling Can Be Applied to High-Throughput Screening. Marine Drugs. 18: 60, 2020
  4. 倉田里穂, 佐藤卓史, 山野菜穂, 妹尾 怜, 堀 貴子, 宮崎 誠, 井上晴嗣, 竹本宏輝, 長谷井友尋, 大桃善朗: 初年度教育「アカデミックスキル」の効果解析.大阪薬科大学紀要 15, 131-138, 2020
  5. 倉田里穂, 米澤朋, 猪子英俊: 日本人ベーチェット病における遺伝子関連解析から診断応用へ. Precision Medicine 3(12): 86-91, 2020
  6. 倉田里穂, 米澤朋, 猪子英俊: ベーチェット病感受性遺伝子TRIM39RにおけるⅠ型IFN産生機構の解析. Medical Science Digest. 46(10): 54-57, 2020
  7. 倉田里穂, 原田将光, 米澤朋: 自己免疫疾患への治療薬作出のための新規リポーター細胞の樹立:独自ライブラリーを用いた創薬への取り組み. Medical Science Digest. 46(10): 42-46, 2020
  8. 倉田里穂, 砂河孝行, 仙波宏章, 武田憲彦, 前村浩二, 米澤朋: ヒトIL-18特異的シグナルを検出する新規リポーター細胞の樹立および独自ライブラリーを用いた創薬への取り組み. BIO Clinica. 9(1): 96-101, 2020

2019年

  1. Kumagai A, Shimizu K, Kurata R, Cui X, Isagawa T, Harada M, Nagai J, Yoshida Y, Ozaki K, Takeda N, Semba H, Yonezawa T: Establishment of Novel Cells Stably Secreting Various Human IL-18 Recombinant Proteins. Curr Pharm Biotechnol. 20:47-55, 2019
  2. 倉田里穂, 米澤 朋, 尾﨑 惠一, 猪子 英俊: 新規ベーチェット病感受性遺伝子TRIM39Rおよび I型IFN応答, アレルギーの臨床. 39:47-52, 2019
  3. 倉田 里穂, 熊谷 飛鳥, 尾﨑 惠一, 米澤 朋: 多発性硬化症等の自己免疫疾患治療薬作出のための化合物スクリーニング, BIO Clinica. 34:52-5, 2019
  4. 熊谷 飛鳥, 倉田 里穂, 尾﨑 惠一, 砂河 孝行, 仙波 宏章, 武田 憲彦, 前村 浩二, 米澤 朋: ヒト γδT 細胞抗腫瘍活性を用いた新規免疫細胞治療のための創薬研究, BIO Clinica. 34(9):77-81, 2019
  5. 高吉真弥,和田恭一,寺田侑加,寺中裕美,松田紗知,西野料司,宮崎 誠,永井純也,老田 章:心臓移植後患者における母集団薬物動態解析を用いたミコフェノール酸AUC0-12h推定法の検討,医療薬学,45:1-10,2019
  6. 角山香織, 中村敏明, 中村任, 宮崎誠, 永井純也:添付文書の読み解き方に関する卒後研修会の評価(第2報) ~受講前後における「薬物動態」及び「臨床成績」に対する認識の変化~,大阪薬科大学紀要,13:145-154,2019

2018年

  1. Hattori Y, Nakamura M, Takeuchi N, Tamaki K, Shimizu S, Yoshiike, Y, Taguchi M, Ohno, H, Ozaki K, Onishi H: Effect of cationic lipid type in cationic liposomes for siRNA delivery into the liver by sequential injection of chondroitin sulfate and cationic lipoplex. J. Drug Deliv. Sci. Tec. 48: 235-244, 2018
  2. Kurata R, Kumagai A, Cui X, Harada M, Nagai J, Yoshida Y, Ozaki K, Tanaka Y, Yonezawa T: Establishment of novel reporter cells stably maintaining transcription factor-driven human secreted alkaline phosphatase expression. Curr. Pharm. Biotechnol. 19: 224-231, 2018
  3. Khan S M, Coulibaly S, Abe M, Furukawa N, Kubo Y, Nakaoji Y, Kawase Y, Matsumoto T, Hasei T, Deguchi Y, Nagaoka H, Yamagishi N, Watanabe M, Honda N, Wakabayashi K, Watanabe T: Seasonal fluctuation of endotoxin and protein concentrations in outdoor air in Sasebo, Japan. Biol Pharm Bull. 41: 115-122, 2018
  4. Imahori D, Matsumoto T, Kojima N, Hasei T, Sumii M, Sumida T, Yamashita M, Watanabe T: Chemical structures of novel maillard reaction products under hyperglycemic conditions. Chem Pharm Bull. 66: 363-367, 2018
  5. 尾﨑惠一: 大阪薬科大学におけるFD 活動の新しい取り組み, 薬学教育, 2: 63-67, 2018

2017年

  1. Hattori Y, Nakamura A, Hanaya S, Miyanabe Y, Yoshiki Y, Kikuchi T, Ozaki K, Onishi H:Effect of chondroitin sulfate on siRNA biodistribution and gene silencing effect in mice after injection of siRNA lipoplexes. J. Drug Deliv. Sci. Tec.41: 401-409, 2017
  2. Hattori Y, Kikuchi T, Ozaki K, Onishi H: Evaluation of in vitro and in vivo therapeutic anti-tumor efficacy by transduction of polo-like kinase 1 and heat shock transcription factor 1 small interfering RNA. Exp. Ther. Med.14: 4300-4306, 2017
  3. Hattori Y, Kikuchi T, Nakamura M, Ozaki K, Onishi H: Therapeutic effects on liver- and lung-metastasized tumors of combination therapy with protein kinase N3 small interfering RNA and doxorubicin. Oncol. Lett.14: 5157-5166, 2017
  4. Tsunekuni R, Hikono H, Tanikawa T, Kurata R, Nakaya T, and Saito T. Recombinant Avian Paramyxovirus Serotypes 2, 6, and 10 as Vaccine Vectors for Highly Pathogenic Avian Influenza in Chickens with Antibodies Against Newcastle Disease Virus. Avian Dis. 61:296-306, 2017
  5. 宮崎 誠,佐藤卓史,山田剛司,大桃善朗: ルーブリックを用いた反転型授業による「化学・化学演習」—学習方略の評価—,薬学教育,1: 79-85, 2017
  6. 宮崎 誠,佐藤卓史,山田剛司,大桃善朗: ルーブリックを用いた反転型授業による「化学・化学演習」—授業効果に関する後ろ向き分析—,薬学教育,1: 87-91, 2017

2016年

  1. Makino A, Arai T, Hirata M, Ono M, Ohmomo Y, Saji H: Development of novel PET probes targeting phosphatidylinositol3-kinase (PI3K) in tumors, Nucl. Med. Biol., 43: 101-107, 2016
  2. Hattori Y, Yoshiike Y, Kikuchi T, Yamamoto N, Ozaki K, Onishi H: Evaluation of the injection route of an anionic polymer for small interfering RNA delivery into the liver by sequential injection of anionic polymer and cationic lipoplex of small interfering RNA. J. Drug Deliv. Sci. Tec.,35: 40-49, 2016
  3. Hattori Y, Arai S, Kikuchi T, Ozaki K, Kawano K, Yonemochi E: Therapeutic effect for liver-metastasized tumor by sequential intravenous injection of anionic polymer and cationic lipoplex of siRNA. J. Drug Target.,24: 309-317, 2016
  4. Furuoka M, Ozaki K, Sadatomi D, Mamiya S, Yonezawa T, Tanimura S, Takeda K: TNF-α Induces Caspase-1 Activation Independently of Simultaneously Induced NLRP3 in 3T3-L1 Cells. J. Cell Physiol.,231: 2761-2767, 2016
  5. Ozaki K, Awazu M, Tamiya M, Iwasaki Y, Harada A, Kugisaki S, Tanimura S, Kohno M: Targeting the ERK signaling pathway as a potential treatment for insulin resistance and type 2 diabetes. Am. J. Physiol. Endocrinol. Metab., 310: E643-E651, 2016
  6. Katsumi H, Mozume T, Yanagi S, Hasei T, Watanabe T, Sakane T, Yamamoto A: Pharmacokinetic and therapeutic efficacy of intrapulmonary administration of zoledronate for the prevention of bone destruction in rheumatoid arthritis, J. Drug Target, 24: 530−536, 2016
  7. Coulibaly S, Minami H, Abe M, Furukawa N, Ono R, Hasei T, Toriba A, Tang N, Hayakawa K, Funasaka K, Asakawa D, Ikemori F, Watanabe M, Honda N, Wakabayashi K, Watanabe T: Comparison of air pollution in metropolises in China (Beijing) and Japan (Osaka and Nagoya) on the basis of the levels of contaminants and mutagenicity, Biol. Pharm. Bull., 39: 415−422, 2016
  8. Funasaka K, Asakawa D, Oku Y, Kishikawa N, Deguchi Y, Sera N, Seiyama T, Horasaki K, Arashidani K, Toriba A, Hayakawa K, Watanabe M, Kataoka H, Yamaguchi T, Ikemori F, Inaba Y, Tonokura K, Akiyama M, Kokunai O, Coulibaly S, Hasei T, Watanabe T: Spatial correlativity of atmospheric particulate components simultaneously collected in Japan, Environ. Monit. Assess., 188: 85, 2016
  9. Takaki H, Sato H, Kurata R, Hikono H, Hiono T, Kida H, Saito T, Seya T. Cytokine response to eye spray adjuvants for enhancing vaccine immunity in the chicken. Microbiol. Immunol. 6:511-515, 2016.
  10. 大桃善朗,佐治英郎,間賀田泰寛:新放射化学・放射性医薬品学 改訂第4版,第8章 放射性医薬品,p.169-226,南江堂,2016.

2015年

  1. Hattori Y, Shibuya K, Kojima K, Miatmoko A, Kawano K, Ozaki K, Yonemochi E: Zoledronic acid enhances antitumor efficacy of liposomal doxorubicin. Int. J. Oncol.,47: 211-219, 2015
  2. Uemura M, Hoshiyama M, Furukawa A, Sato T, Higuchi Y, Komeda S: Highly efficient uptake into cisplatin-resistant cells and the isomerization upon coordinative DNA bin ding of anticancer tetrazolato-bridged dinuclear platinum(II) complexes, Metallomics, 11:1488-96, 2015
  3. Miyazaki M, Kawase T, Nishimura C, Kitamura T, Iwanaga K, Kakemi M: Pharmacokinetics and toxicity of repeated oral etoposide is altered by morphine coadministration in rats, Eur. J. Drug Metab. Pharmacokinet., 40: 335-341, 2015
  4. Hasei T, Sakaguchi M, Yoneda M, Wada M, Miyagawa S, Kobayashi K, Fukuda T, Arita S, Ikemori F, Watanabe T: Development of an analytical method for strong mutagens/carcinogens, 3,9-dinitrofluoranthene and dinitropyrene isomers, in the environment and their particle-size distribution in airborne particles, Chromatographia, 78: 55−63, 2015
  5. Coulibaly S, Minami H, Abe M, Hasei T, Sera N, Yamamoto S, Funasaka K, Asakawa D, Watanabe M, Honda N, Wakabayashi K, Watanabe T: Seasonal fluctuations in air pollution in Dazaifu, Japan, and effect of long-range transport from mainland East Asia, Biol. Pharm. Bull., 38: 1395−1403, 2015
  6. Coulibaly S, Minami H, Abe M, Hasei T, Oro T, Funasaka K, Asakawa D, Watanabe M, Honda N, Wakabayashi K, Watanabe T: Long-range transport of mutagens and other air pollutants from mainland East Asia to western Japan, Genes Environ., 37: 25, 2015
  7. Kurata R, Cui X, Roh S, Yonezawa T. Supplementation of Long-Chain Fatty Acids with lactating Mammary Glands and Beef Cow has Potential Benefits. Adv. Plants Agric. Res. 2: 00063, 2015
  8. 佐藤卓史: 第1章 10 原子吸光光度法, 第1章 11 誘導結合プラズマ発光分析法および誘導結合プラズマ質量分析法, 第5章 電気分析法., よくわかる薬学機器分析学., 広川書店, p. 135-153, p.154-162, p. 337-360, 2015

2014年

  1. Yoshimoto M, Hirata M, Kanai Y, Naka S, Nishii R, Kagawa S, Kawai K, Ohmomo Y: Monitoring of gefitinib sensitivity with radioiodinated PHY based on EGFR expression., Biol. Pharm. Bull., 37: 355-360, 2014
  2. Kimura Y, Kawai T, Hamashima Y, Kawashima H, Miura K, Nakaya Y, Hirasawa M, Arimitsu K, Kajimoto T, Ohmomo Y, Ono M, Node M, Saji H: Synthesis and evaluation of (-) - and (+)-[11C]galanthamine as PET tracers for cerebral acetylcholinesterase imaging., Bioorg. Med. Chem., 22: 285-291, 2014
  3. Zhu HJ, Ogawa M, Magata Y, Hirata M, Ohmomo Y, Sakahara H: Relationship between uptake of a radioiodinated quinazoline derivative and radiosensitivity in non-small cell lung cancer., Am. J. Nucl. Med. Mol. Imaging, 4: 293-302, 2014
  4. Miyazaki M, Nishimura C, Minamida M, Iwanaga K, Kakemi M: Pharmacokinetic assessment of absorptive interaction of oral etoposide and morphine in rats., Biol. Pharm. Bull., 37: 371-377, 2014
  5. Totsuka Y, Watanabe T, Coulibaly S, Kobayashi S, Nishizaki M, Okazaki M, Hasei T, Wakabayashi K, Nakagama H: In vivo genotoxicity of a novel heterocyclic amine, aminobenzoazepinoquinolinone-derivative (ABAQ), produced by the Maillard reaction between glucose and L-tryptohan. Mutat. Res., 760: 48−55, 2014
  6. Watanabe T, Hasei T, Kokunai O, Coulibaly S, Nishimura S, Fukasawa M, Takahashi R, Mori Y, Fujita K, Yoshihara Y, Miyake Y, Kishi A, Matsui M, Ikemori F, Funasaka K, Toriba A, Hayakawa K, Arashidani K, Inaba Y, Sera N, Deguchi Y, Seiyama T, Yamaguchi T, Watanabe M, Honda N, Wakabayashi K, Totsuka Y: Air pollution with particulate matter and mutagens: relevance of Asian dust to mutagenicity of airborne particles in Japan. Genes Environ., 36: 120−136, 2014
  7. Yonezawa T, Kurata R, Tajima A, Cui X, Maruta H, Nakaoka H, Nakajima K, Inoko H, Comparative proteomics and network analysis identify PKC epsilon underlying long-chain fatty acid signaling. J. Proteomics & Bioinformatics. 7: 340-346, 2014.
  8. Kurata R, Yonezawa T, Inoko H, Association analysis of the polymorphism of human leukocyte antigen-A, -B and -E gene with Behcet’s disease in Japanese cohort using sequencing-based typing method. MOJ Immunology. 1:0013, 2014.

2013年

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