研究テーマ

新たな薬学教育の構築と検証

 薬学教育推進センターでは、アクティブラーニングICTを取り入れた効果の高い双方向性教育手法について、センター教員自ら積極的に実践するとともに、その成果の評価や検証を行う薬学教育研究に取り組んでいます。
 また、初年次教育(アカデミックスキル)や薬学基礎教育の改善をセンター教員一丸となって推進するとともに、学生の卒業率や薬剤師国家試験合格率向上のために入学試験成績や学習習慣、学内成績などと卒業率や国試合格率との関連性などについても定性的・定量的な調査・研究を継続して行っています。日常の授業や実習においては学習方法、試験対策などに関する学生一人一人からの相談も随時受け付けています。各学生の学修成果を集約させた“学生カルテ”(ポートフォリオ)を利用した教職員によるサポートも検討しています。これらと合わせて、学生の日々の学習を支援する目的で、各教員の専門領域に関連した質問にも積極的に応じています。
 一方、センターの教員は専門科目の講義、学生実習に加えて、センター業務における各自の役割を果たしつつ、それぞれ個別のテーマをもって独自の研究活動と卒業研究指導も行っています。
 

キーワード

薬学教育、アクティブラーニング、ファシリテータ、ピア・チューター、メディカル・カフェ、反転授業、Just in Time Teaching、ジグソー法、自己調整学習、読解力、学習スタイル、糖尿病、ファーマコメトリクス、薬力学、PK-PD、薬物速度論、生体リズム、時間薬理学、薬物相互作用、母集団薬物動態解析、DNA、環境、炎症、インターフェロン、病原微生物、免疫応答、多剤耐性菌、抗菌物質、放射線、生薬・香辛料、医薬品原料、BNCT、医用材料、微生物制御、分子サイズ、ラジカル、ESR、遺伝毒性
 

配属学生

学部学生 6年次生:13名、5年次生:18名、4年次生:15名

所属教員

研究内容

新たな薬学教育の構築と検証

薬学教育推進センターでは、アクティブラーニング等の教育手法の薬学教育への導入や双方向性授業を推進するためのICT導入を行うとともに、それらの教育効果の検証を研究テーマの一つにしています。一部の配属学生に対しては、ファシリテータ・スキルやピア・チューターとしての能力を修得してもらい、それを教育に生かすとともに、その教育効果の検証を行っていきます。さらに、入学時の学力や日々の学習習慣、学生生活等が学業に与える影響に関して、継続的な調査研究を卒業研究として行っていきます。これらの学生に修得してもらう能力は、大学にいる間に役立つだけでなく、将来、指導薬剤師として実務実習生を指導する場合に直接役立つスキルであるとともに、臨床の現場において、患者さんや他職種の医療従事者と接する場合にも大変役に立つ能力です。
その他、各教員は各々の薬学専門領域のテーマについて研究を行っており、同時に配属学生の研究指導にも当たっています。

薬学専門系の授業におけるアクティブラーニングの導入とその成果の検証
学生のファシリテータ・スキルの修得・向上とその教育効果の検証
学生ピア・チューター養成とその教育効果の検証
学習習慣や学生生活が学業に与える影響の調査研究
学生の生活習慣と読解力の関係に関する後方視的研究(研究協力のお願い[外部ページ])

[浦田秀仁教授/薬学部長](1)学修支援体制の構築と学修成果

[宮崎 誠教授]
(2)薬理効果の速度論解析に基づいた薬物の最適投与計画の開発

すべての医薬品の血中薬物濃度と副作用を含む薬理効果との間には特定の関係が存在する。ところが、投与方法や併用薬等によってこの関係が変化し、結果として医薬品が持つ本来の有効性を発揮できないことや副作用が増強されてしまうこともある。このような現象の因果関係はファーマコメトリクス(pharmacometrics)、すなわち薬物動態学(PK)と薬力学(PD)を関連付けた数理的モデリングとシミュレーションから定量的に明らかにすることができる。得られたPK-PDの関係は最適な投与計画を立案する際の科学的根拠となる。
これまでに糖尿病治療薬や循環器官用薬、抗がん薬などのPK-PDが種々の要因によって受ける影響を明らかにしてきた。近年は、生活環境と薬物投与時刻に依存した糖尿病治療薬のPK-PDの関係に着目しており、光や食事時刻のような生活環境の変化も複雑に薬物の体内動態や薬効強度の経時推移に影響し得ることを示してきた。現在、交替勤務従事者の糖尿病薬物治療に対する時間治療の開発を行っている。

[佐藤卓史専門教授]
(3)シスプラチン耐性がんに有効な新たな制がん性金属錯体の開発

シスプラチンは臨床で最もよく使用されている抗がん剤です。しかし、シスプラチンを用いた治療を行っていると、シスプラチンが効かなくなってしまうことがあります。ほとんどの場合、この耐性がんに対しては、シスプラチン以外の白金制がん剤も無効です。そこで、私は、シスプラチン耐性がんに有効な新たな金属化合物を探索し、いくつかの候補となる化合物を見出しました。その中に下に示した一連の化合物がありますが、これらは2価の陽電荷をもっています。現在、臨床で用いられている白金抗がん剤はすべて電荷を持っていません。ところが最近、陽電荷を持つ多くの白金錯体で抗がん活性が見出されて、その作用機構が大きな注目を集めています。これら以外にも白金やルテニウム、パラジウムなどを含む錯体についても研究を行っています。現在は、それらの化合物の作用機構を培養細胞やDNA、酵素などを用いて明らかにし、そこから得られた情報を基に、より効果の高い化合物を合成しようとしています。


  • 教育技法の開発・実践・評価に関する研究

  • 学生の成績を左右する要因の質的解析

[宮本勝城専門教授](4)

(1)これからの研究内容

  1. 1年次におけるリメディアル教育
    大阪医科薬科大学薬学部に入学した学生が、これからの6年間におよぶカリキュラムに対応できる基礎学力の向上を目的にリメディアル教育を実施します。
  2. リメディアル生物学入門
    新入生学力試験により選抜された学生を対象に生物学の基礎学力の向上をめざした講義・演習を実施します。
  3. 4年次後期薬学基礎演習
    後期から始まる薬学基礎演習への導入として、5月初旬に実施する第1回模擬試験の成績不良者を対象に、基礎学力の向上をめざした前期補習を実施します。

(2)これまでの研究内容

  1. 病原細菌の宿主生体中における増殖機構の解明
    鉄は、すべての生物の増殖に必須の金属です。しかし、我々の生体内に存在する鉄のほとんどは、トランスフェリンやラクトフェリン、ヘモグロビンなどのタンパク質に結合しています。細菌は、タンパク質に結合した鉄をそのままの状態では利用できません。そのため、細菌はプロテアーゼや鉄輸送キレーターであるシデロフォアなどを分泌することによって、宿主から鉄を奪い取る、鉄の獲得機構を有していますが、その詳細は明らかにされていません。そこで、当研究室では、この鉄獲得機構を明らかにし、さらにこの機構を阻害することにより、新たな感染症の治療法を開発しようと研究を行っています。
  2. 海洋細菌のキチン分解機構の解明
    キチンは、N-アセチルグルコサミン残基がβ-(1, 4)結合した、水に不溶性のホモポリマーであり、セルロースに次ぐ再利用可能なバイオマスとして注目されています。その分解産物であるキチンオリゴ糖は、免疫力増強、ガン細胞増殖抑制、乳酸菌増殖による整腸作用および植物病防除などの多様な生理活性を示すこと、またその最小構成単位であるN-アセチルグルコサミンは、ヒヤルロン酸、コンドロイチン硫酸などの構成成分であることから、変形関節症の予防・改善効果および保湿効果を有することが報告されています。当研究室では、キチンオリゴ糖およびN-アセチルグルコサミンの効率的な生産を目指し、海洋細菌Pseudoalteromonas piscicida O-7株をモデル細菌として用い、そのキチン分解機構を分子レベルで明らかにすることを目的に研究を行っています。

[山田剛司専門教授](5)

(1)これからの取組

  1. 1年次における化学基礎及び有機化学のリメディアル教育の検証
    新入生学力試験により選抜された学生を対象に化学および有機化学の基礎学力の向上をめざした講義・演習を行い、その成果分析から指導方法と効果の検証をします。
  2. 5年次における国家試験に向けた継続的学習支援と効果の検証
    次年度の国家試験に向けた継続的な学習意識を向上と基礎学力の定着を目的とした演習を行い、その成果分析から実施方法と効果の検証をします。
  3. 入学前教育とその効果の検証
    多様な入試形式で選抜された入学者の学力補填に向けた支援体制を確立、実施し、その成果分析から実施方法と効果の検証をします。

(2)これまでの研究

  1. 高槻市淀川流域のヨシを天然物の探索対象とする研究
    その成分にアルツハイマー型認知症の予防効果を見出すことを目的とし、種々のカラムクロマトグラフィー及びHPLCを用いて分離・精製を行っています。現在、活性を示す幹皮のメタノールエキスの水溶性画分について検討を行い、これまで新規物質を含む数種の化合物を単離しています。
  2. 微生物コミュニケーションを利用した天然化合物探索の新しいアプローチ
    当研究室の保有する海洋菌類をランダムに共培養を行い、単独培養及び共培養の代謝物の組成をLC/MSを用いて比較分析することにより新たな代謝物を探索しています。現在、具体的には海藻由来真菌Halosphaeriaceae sp.とムラサキウニ由来真菌Alternaria sp.の共培養で産生された代謝物の分離精製が進められ、すでに数種の新規化合物が得られています。

[佐久間覚准教授](6)

「学修支援体制強化の対策・実装・成果分析」をテーマにして、1年次から6年次まで学びが途切れないよう、各学年で必要な知識と技能を段階的に積み重ねられる学修支援体制を整えていきます。特に、学習に行き詰まる学生に対して個別指導・学習計画の最適化・進捗分析を行い、学習データを活用した成果分析により、基礎力向上と学習習慣の定着が確認され、離脱防止と国家試験対策の質向上をはかります。

[長谷井友尋准教授]
(7)環境因子によるたんぱく誘導を介したがん等疾病への影響の解明

がん(悪性新生物)は日本における死因の1位で、年間40万人程度ががんによって死亡している。これまで、がんは「発がん多段階仮説」に沿ってイニシエーション、プロモーション、プログレッションの各段階を経て発がんに至ると考えられてきた。しかしながら近年では、DNAのメチレーションをはじめとしたDNAの突然変異(塩基配列の変化)を伴わないエピジェネティクスが発がんに関与していることが明らかにされてきている。また、エピジェネティクスは発がんだけでなく先天性の遺伝子疾患や生活習慣病の発症、さらには老化にも関与が示唆されていることから、近年重要性を増している領域である。私は環境因子がエピジェネティクスを介したたんぱく・酵素の発現にどのような影響を与えるかを研究することで、がんをはじめとした各種疾病に対する環境の影響を明らかにしていく。

[土屋孝弘准教授](8)

(1)病原細菌の病原性発現メカニズム解明

 我々は、様々な微生物に絶えず曝露されていますが、ほとんどの場合は何の症状も発症することはありません。なぜなら、我々はどのような異物が侵入しても、それを排除し恒常性を維持する機構、すなわち免疫機構が備えられているからです。しかしながら、病原細菌は病原因子を備えており、それによって宿主を攻撃したり、免疫機構から逃れることによって、感染症を引き起こします。当研究室では、病原細菌がどの様に宿主を攻撃するのか、あるいは宿主の免疫機構から逃れるかを、細菌側と宿主側の両面から解析しています。

(2)多剤耐性菌に対する新規抗菌薬の開発

 私たちは感染症にかかってもその治療薬として抗菌薬 (抗生物質) を使用することで、その症状は回復します。たとえある抗菌薬が効かない細菌 (薬剤耐性菌) ができても、ほかの抗菌薬を使って治療することが可能です。ところが、近年様々な抗菌薬が効かない細菌 (多剤耐性菌) が増えてきています。当研究室では、外膜タンパク質の機能を維持するための装置であるBam複合体を阻害すると多くのグラム陰性細菌の増殖を抑えることを明らかにしてきました。そこでBam複合体を阻害する物質を探索し、多剤耐性の緑膿菌やアシネトバクターに効く抗菌薬の開発を行っています。

[山沖留美講師]
(9)医薬品原料・製剤に対する放射線照射効果の研究

(1)天然物原料・製剤の微生物汚染対策

 生薬・香辛料などの天然物由来原料や製剤の殺菌処理として放射線照射法の開発を進めています。
 放射線照射処理により天然物原料を非加熱的に殺滅菌できます。そこで、原料や製剤への放射線効果(殺菌・エキス収量の向上・固形製剤の崩壊促進など)を追及するとともに、放射線照射により生じる微量安定ラジカル種と原料に含まれる成分との関連を調べ、照射品の品質評価法の開発にも取り組んでいます。

(2)放射線加工による機能性医薬品原料の開発-中性子捕捉療法薬剤創出への応用-

 放射線加工による機能性医薬品原料及び製剤の開発に取り組んでいます。
 固形がんの腫瘍組織では、ナノ粒子(100 ~ 200 nm)が腫瘍組織内に蓄積する Enhanced Permeability and Retention(EPR)効果が起こると報告され、EPR効果による抗がん剤の副作用の軽減や薬効の増強が期待されています。生体適合性の高い高分子化合物をナノ粒子に調整する方法として、放射線照射効果による加工法について研究しています。放射線による分子加工法では、分解剤を用いず生体適合性を保った状態で粒子サイズを加工でき、さらに滅菌原料にできます。一方、中性子とホウ素の核反応を利用した中性子捕捉療法(BNCT)は、がん細胞を選択的に破壊する治療法として注目されており、ホウ素を選択的にがん細胞に集積させるべく、さらなる高性能なホウ素薬剤の新規開発が望まれています。そこで、放射線によりナノ粒子サイズに分子加工した生体適合成分を用いてBNCT用DDS薬剤の開発にチャレンジしています。

代表的論文

2025年

  1. Yamabe K, Arakawa Y, Shoji M, Miyamoto K, Tsuchiya T, Fujii S, Minoura K, Akeda Y, Tomono K, Fukunaga R, Onda M: Functional trihydroxyl germanium moiety in THGP confers novel enzyme activity inhibition abilities while also attenuating intracellular effects against multidrug-resistant Acinetobacter baumannii., Metallomics, 18: mfag008, 2025.

2024年

  1. Miyamoto K: New drug discovery targeting iron in bacterial infectious diseases., Yakugaku Zasshi, 144:633-641, 2024.
  2. Tanabe T, Mitome H, Miyamoto K, Akira K, Tsujibo H, Tomoo K, Nagaoka K, Funahashi T: Analysis of the vibrioferrin biosynthetic pathway of Vibrio parahaemolyticus., Biometals, 37:507-517, 2024.

2023年

  1. 宮崎 誠:薬学部学生の読解力と学内成績および薬剤師国家試験成績との関係,薬学教育,7: 155-162, 2023
  2. Kanehara R, Tanaka K, Yamada T, Koshino H, Hashimoto M: Termination of the chirality confusion of peribysins Bull.Chem.Soc.Jpn. 96, 318, 2023
  3. Kikuchi T, Anami D, Morikawa S, Nakagawa Y, Li W, Yamada T, Hirano T: Secoergostane- and ergostane-type steroids from Pleurotus cornucopiae var. citrinopileatus Phytochemistry 206,113552, 2023

2022年

  1. Yamaoki R, Uno S, Kimura S.: Microbial Control in the Primary Packaging of Pills Using Ionizing Radiation and Its Effect on Characteristic Constituents for Quality Control in Irradiated Pills. Processes, 10(2), 2022
  2. Yamabe K, Arakawa Y, Shoji M, Miyamoto K, Tsuchiya T, Minoura K, Akeda Y, Tomono K, Onda M: New drug discovery targeting iron in bacterial infectious diseases., J. Appl. Microbiol.. 133:2002-2013, 2022.
  3. Usami Y, Mizobuchi Y, Ijuin M, Yamada T, Morita M, Mizuki K, Yoneyama H, Harusawa S: Synthesis of 6-halo-substituted pericosine A and an evaluation of their antitumor and antiglycosidase activities Mar. Drugs 20, 438, 2022
  4. Yamada T, Yoshida K, Kikuchi T, Hirano T: Isolation and structure elucidation of new cytotoxic macrolides halosmysins B and C from the fungus Halosphaeriaceae sp. associated with a marine alga Mar. Drugs 20,226, 2022

2021年

  1. Muto J, Yasuoka Y, Miura N, Iwata D, Nagahama H, Hirano M, Ohmomo Y, Mukai T: Preseismic atmospheric radon anomaly associated with 2018 Northern Osaka earthquake. Sci Rep 11(1): 7451, 2021
  2. Harada M, Nagai J, Kurata R, Cui X, Isagawa T, Semba H, Yoshida Y, Takeda N, Maemura K, Yonezawa T: Establishment of Novel Protein Interaction Assays between Sin3 and REST Using Surface Plasmon Resonance and Time-Resolved Fluorescence Energy Transfer. Int J Mol Sci, 22(5): 2323, 2021
  3. Tsuchida K, Susa K, Kibiki T, Tsuchiya T, Miyamoto K, In Y, Minoura K, Taniguchi T, Ishida T, Tomoo K: Tomoo. Structural study of the recognition mechanism of tau antibody Tau2r3 with the key sequence (VQIINK) in tau aggregation. Biochem Biophys Res Commun. 585:36-41. 2021
  4. Miyamoto K, Kawano H, Okai N, Hiromoto T, Miyano N, Tomoo K, Tsuchiya T, Komano J, Tanabe T, Funahashi T, Tsujibo H: Iron-utilization system in Vibrio vulnificus M2799., Mar. Drugs.. 19:710, 2021.

2020年

  1. Miyazaki M, Hayata M, Samukawa N, Iwanaga K, Nagai J: Pharmacokinetic–pharmacodynamic modelling of the hypoglycaemic effect of pulsatile administration of human insulin in rats. Sci. Rep. 10(1): 18876, 2020
  2. Ikai N, Miyamoto K, Tomoo K, Tsuchiya T, Komano J, Tanabe T, Funahashi T, Tsujibo H: VuuB and IutB reduce ferric-vulnibactin in Vibrio vulnificus M2799. BioMetals 33(4-5) 187-200. 2020
  3. Yamabe K, Arakawa Y, Shoji M, Onda M, Miyamoto K, Tsuchiya T, Akeda Y, Terada K, Tomono K: Direct anti-biofilm effects of macrolide antibiotics on Acinetobacter baumannii: comprehensive and comparative demonstration by a simple assay using microtiter plate combined with peg-lid. Biomedical Research(Tokyo) 41 (6) 259-268. 2020
  4. Tsuchida T, Susa K, Kibiki T, Tsuchiya T, Miyamoto K, In Y, Minoura K, Taniguchi T, Ishida T, Tomoo K: Crystal structure of the human tau PHF core domain VQIINK complexed with the Fab domain of monoclonal antibody Tau2r3. FEBS Letters 594(13) 2140-2149. 2020
  5. 倉田里穂, 佐藤卓史, 山野菜穂, 妹尾 怜, 堀 貴子, 宮崎 誠, 井上晴嗣, 竹本宏輝, 長谷井友尋, 大桃善朗: 初年度教育「アカデミックスキル」の効果解析.大阪薬科大学紀要 15, 131-138, 2020
  6. 山沖留美: ESRによる照射植物性食品・医薬品原料の検出と品質評価への応用, 放射線化学, 109, 2020

2019年

  1. 高吉真弥,和田恭一,寺田侑加,寺中裕美,松田紗知,西野料司,宮崎 誠,永井純也,老田 章:心臓移植後患者における母集団薬物動態解析を用いたミコフェノール酸AUC0-12h推定法の検討,医療薬学,45:1-10,2019
  2. 角山香織, 中村敏明, 中村任, 宮崎誠, 永井純也:添付文書の読み解き方に関する卒後研修会の評価(第2報) ~受講前後における「薬物動態」及び「臨床成績」に対する認識の変化~,大阪薬科大学紀要,13:145-154,2019

2018年

  1. Khan S M, Coulibaly S, Abe M, Furukawa N, Kubo Y, Nakaoji Y, Kawase Y, Matsumoto T, Hasei T, Deguchi Y, Nagaoka H, Yamagishi N, Watanabe M, Honda N, Wakabayashi K, Watanabe T: Seasonal fluctuation of endotoxin and protein concentrations in outdoor air in Sasebo, Japan. Biol Pharm Bull. 41: 115-122, 2018

2017年

  1. Yamaoki, R., Kimura, S.: Effectiveness of electron beam irradiation for microbial decontamination of turmeric powder (Curcuma longa Linne) and analysis of curcuminoid degradation. Journal of Food Processing and Preservation, e13334, 2017
  2. 宮崎 誠,佐藤卓史,山田剛司,大桃善朗: ルーブリックを用いた反転型授業による「化学・化学演習」—学習方略の評価—,薬学教育,1: 79-85, 2017
  3. 宮崎 誠,佐藤卓史,山田剛司,大桃善朗: ルーブリックを用いた反転型授業による「化学・化学演習」—授業効果に関する後ろ向き分析—,薬学教育,1: 87-91, 2017

2016年

  1. Coulibaly S, Minami H, Abe M, Furukawa N, Ono R, Hasei T, Toriba A, Tang N, Hayakawa K, Funasaka K, Asakawa D, Ikemori F, Watanabe M, Honda N, Wakabayashi K, Watanabe T: Comparison of air pollution in metropolises in China (Beijing) and Japan (Osaka and Nagoya) on the basis of the levels of contaminants and mutagenicity, Biol. Pharm. Bull., 39: 415−422, 2016
  2. Funasaka K, Asakawa D, Oku Y, Kishikawa N, Deguchi Y, Sera N, Seiyama T, Horasaki K, Arashidani K, Toriba A, Hayakawa K, Watanabe M, Kataoka H, Yamaguchi T, Ikemori F, Inaba Y, Tonokura K, Akiyama M, Kokunai O, Coulibaly S, Hasei T, Watanabe T: Spatial correlativity of atmospheric particulate components simultaneously collected in Japan, Environ. Monit. Assess., 188: 85, 2016

2015年

  1. Uemura M, Hoshiyama M, Furukawa A, Sato T, Higuchi Y, Komeda S: Highly efficient uptake into cisplatin-resistant cells and the isomerization upon coordinative DNA bin ding of anticancer tetrazolato-bridged dinuclear platinum(II) complexes, Metallomics, 11:1488-96, 2015
  2. Miyazaki M, Kawase T, Nishimura C, Kitamura T, Iwanaga K, Kakemi M: Pharmacokinetics and toxicity of repeated oral etoposide is altered by morphine coadministration in rats, Eur. J. Drug Metab. Pharmacokinet., 40: 335-341, 2015
  3. Hasei T, Sakaguchi M, Yoneda M, Wada M, Miyagawa S, Kobayashi K, Fukuda T, Arita S, Ikemori F, Watanabe T: Development of an analytical method for strong mutagens/carcinogens, 3,9-dinitrofluoranthene and dinitropyrene isomers, in the environment and their particle-size distribution in airborne particles, Chromatographia, 78: 55−63, 2015
  4. Coulibaly S, Minami H, Abe M, Hasei T, Sera N, Yamamoto S, Funasaka K, Asakawa D, Watanabe M, Honda N, Wakabayashi K, Watanabe T: Seasonal fluctuations in air pollution in Dazaifu, Japan, and effect of long-range transport from mainland East Asia, Biol. Pharm. Bull., 38: 1395−1403, 2015
  5. Coulibaly S, Minami H, Abe M, Hasei T, Oro T, Funasaka K, Asakawa D, Watanabe M, Honda N, Wakabayashi K, Watanabe T: Long-range transport of mutagens and other air pollutants from mainland East Asia to western Japan, Genes Environ., 37: 25, 2015
  6. Yamaoki, R., Kimura, S. and Ohta, M.: Evaluation of absorbed dose in irradiated sugar-containing plant material (peony roots) by an ESR method. Radiation Physics and Chemistry, 117: 41-47, 2015
  7. 佐藤卓史: 第1章 10 原子吸光光度法, 第1章 11 誘導結合プラズマ発光分析法および誘導結合プラズマ質量分析法, 第5章 電気分析法., よくわかる薬学機器分析学., 広川書店, p. 135-153, p.154-162, p. 337-360, 2015

2014年

  1. Miyazaki M, Nishimura C, Minamida M, Iwanaga K, Kakemi M: Pharmacokinetic assessment of absorptive interaction of oral etoposide and morphine in rats., Biol. Pharm. Bull., 37: 371-377, 2014
  2. Totsuka Y, Watanabe T, Coulibaly S, Kobayashi S, Nishizaki M, Okazaki M, Hasei T, Wakabayashi K, Nakagama H: In vivo genotoxicity of a novel heterocyclic amine, aminobenzoazepinoquinolinone-derivative (ABAQ), produced by the Maillard reaction between glucose and L-tryptohan. Mutat. Res., 760: 48−55, 2014
  3. Watanabe T, Hasei T, Kokunai O, Coulibaly S, Nishimura S, Fukasawa M, Takahashi R, Mori Y, Fujita K, Yoshihara Y, Miyake Y, Kishi A, Matsui M, Ikemori F, Funasaka K, Toriba A, Hayakawa K, Arashidani K, Inaba Y, Sera N, Deguchi Y, Seiyama T, Yamaguchi T, Watanabe M, Honda N, Wakabayashi K, Totsuka Y: Air pollution with particulate matter and mutagens: relevance of Asian dust to mutagenicity of airborne particles in Japan. Genes Environ., 36: 120−136, 2014
  4. Yamaoki, R., Kimura, S. and Ohta, M.: Electron spin resonance spectral analysis of irradiated royal jelly. Food Chemistry, 143: 479-483, 2014

2013年

  1. Uemura M, Yoshikawa Y, Yoshikawa K, Sato T, Mino Y, Chikuma M, Komeda S.Second- and higher-order structural changes of DNA induced by antitumor-active tetrazolato-bridged dinuclear platinum(II) complexes with different types of 5-substituent. J. Inorg. Biochem., 127:169-74, 2013
  2. Kato T, Totsuka Y, Hasei T, Watanabe T, Wakabayashi K, Kinae N, Masuda S: In vivo examination of the genotoxicity of the urban air and surface soil pollutant, 3,6-dinitrobenzo[e]pyrene, with intraperitoneal and intratracheal administration. Environ. Toxicol., 28: 588−594, 2013