研究テーマ
[阪本恭子教授]子どもの権利とwell-beingに関する生命医療倫理的視座 からの研究 [当麻成人准教授] 水球競技のトレーニング方法の開発研究および 高齢者の健康づくりのための研究
[阪本恭子教授]
すべての人の well-being (健康で幸せなこと)と尊厳に関する生命医療倫理的研究・生殖補助医療の政策形成における子どもの権利の日独比較
[当麻成人准教授]
水球競技は近年益々スピード化、近代化しています。このような条件下で勝利するための技術練習方法、指導方法ならびに普及のための研究。効率的、効果的に相手チームを上回るために必要なゲーム分析、組織的攻防において重要となるチームワーク、コミュニケーションに関する研究などに取り組んでいます。また、高齢者の健康保持増進のための研究にも取り組んでいます。
キーワード
配属学生
大学院生 | |
---|---|
学部学生 |
所属教員
-
阪本 恭子
教授 / 博士(文学)
■担当科目
医療倫理論(6年)、生命医療倫理(3年)、倫理と社会(1・2年)、薬学入門(1年)、ドイツ語1・2(1年)
■所属学会および社会活動
日本生命倫理学会、日本医学哲学・倫理学会、日本児童虐待防止学会、比較家族史学会
-
当麻 成人
准教授 / 体育学修士
■担当科目
身体運動科学(1年)、コーチング論(1,2年)、 スポーツ・運動実習1(1年)、スポーツ・運動実習2(1,2年)
■所属学会および社会活動
日本体育学会、日本体力医学会、体育測定評価学会、日本教育医学会、 大阪水泳協会評議員、大阪府水球競技国体監督、 青森県アスリートネットワーク理事、 茨木高校水球部監督
研究内容
[阪本恭子教授]
(1)子どもの生命の尊厳とwell-beingに関する生命医療倫理学的研究子どもや終末期の人間をはじめ、自らの生命に関する事柄について、意思表明や自己決定の機会を持つのが困難な者を含む、すべての人の well-being (健康で幸せなこと)と尊厳 のあり方を追究する。例えば生殖補助医療では、いま生きている人(親)の望みと権利を優先して技術が開発される。その際、生まれる子どもたちの思いや権利は顧みられない。技術をもとに生きていく子ども自身の声を取り入れた上での医療技術と政策決定の必要性を、日独比較研究を通じて明らかにする。
代表的論文
阪本恭子教授
2020年
- 「AID(非配偶者間人工授精)で生まれた人を対象としたアンケート調査」
https://www.soscisurvey.de/di_offspring/?act=lXrEyRvHa0jgEi9OxpDTWe7F - 科学研究費補助金基盤研究B(匿名による子どもの委託と生殖補助医療における出自を知る権利に関する日独比較研究
2019年
- 山縣文治、トビアス・バウアー、床谷文雄、阪本恭子︓ こうのとりのゆりかごと子どもの権利、子どもの虐待とネグレクト Vol.21 No.2、日本子ども虐待防止学会、pp.210-218、2019
- 阪本恭子︓「妊婦支援の拡大と内密出産の規定のための法律」に基づいて実施した全ての取り組みと支援の効果に関する評価調査(抄訳4)熊本大学・学術リポジトリ(http://hdl.handle.net/2298/42961)、2019
- 阪本恭子︓「反」キリスト者・ニーチェはこう言った、共に生きる倫理(共著)、萌書房、pp.70-71、2019
2018年
- 阪本恭子︓「妊婦支援の拡大と内密出産の規定のための法律」に基づいて実施した全ての取り組みと支援の効果に関する評価調査(抄訳3)熊本大学・学術リポジトリ(http://hdl.handle.net/2298/40181)、2018
2017年
- 阪本恭子、西川隆義:医療人と「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」、大阪薬科大学紀要Vol.11、大阪薬科大学、pp.39- 46、 2017
2015年
- 阪本恭子:赤ちゃんポストの今後のあり方を見直す—日独の現状を比較しながら、 生命倫理 通巻26号、 日本生命倫理学会、 pp.78-86、 2015
2014年
- 阪本恭子:医療教育におけるヒューマニズムの原点—ニーチェの教育観と人間観を手がかりにして、 大阪薬科大学紀要 Vol.8、 大阪薬科大学、 pp.75-86、 2014
2011年以前
- 阪本恭子(共著):赤ちゃんポストをめぐって—ヨーロッパと日本 世界の出産、勉誠出版、2011
- 阪本恭子(共著):遺伝カウンセリングにおける倫理的課題 生命倫理百科事典、丸善、2007
当麻成人准教授
2020年
- 当麻成人、出村慎一、青木宏樹、長澤吉則、松浦義昌、上田修宏、藤松典子:連続選択タッチ反応テストの利き手と非利き手間差及びタッチ位置間差の検討 大阪薬科大学紀要、vol.14、5-9, 2020
2019年
- 当麻成人*、出村慎一、青木宏樹:バレーボール選手における連続選択反応テストの信頼性及び差異妥当性の検討 大阪薬科大学紀要、vol.13、51-55,2019
2018年
- 青木宏樹,出村慎一,当麻成人:幼児の投速度調節の正確性及びその性差 福井高専紀要,52,17-20,2018
2015年
- 当麻成人:-市民講座- 健康寿命について考える.. 大阪薬科大学紀要Vol.9.大阪薬科大学,pp.35-41,2015
2014年
- 当麻成人他:在宅医療の充実に向けて-地域医療での薬剤師の新たな役割を考える-..大阪薬科大学紀要Vol.8,大阪薬科大学,pp91-93,2014
2012年以前
- 当麻成人他:高齢者におけるフットタッピング動作による測定屈および足背屈最大筋力簡易推定法の提案..神奈川体育学会..体育研究46号,pp.24-29,2012
- 当麻成人:水球競技の初心者指導2..大阪薬科大学紀要Vol.3,大阪薬科大学,pp.31-36,2009
- 当麻成人他:運動継続のための新たな運動処方..松山大学論集第20巻2号,pp.243-259,2009