生者につながる法医学を目指す

誰しも平等に訪れる「死」の原因は、病気、事故、犯罪など様々です。 我々の教室では、法医解剖を行うとともに、病理学的検査、薬毒物検査、DNA解析、代謝物解析などの科学的手法を用いて、精度の高い死因判定を目指しています。さらに、DNA鑑定を行うことによって司法に対する社会貢献も行っています。死因を明らかにすることによって、臨床や公衆衛生上の有益な情報を提供することを目指しています。

研究テーマ、得意領域

  • 法医解剖における若年性心臓性突然死に対する新たな診断指標の確立
  • 法医学におけるヒト毛髪の応用
  • 遺体皮下脂肪組織中に存在する脂肪幹細胞の評価と応用方法の探索
  • 法医解剖で用いられる種々の身体所見の多角的評価と、解剖実務へのフィードバック
  • 質量分析法を用いた新たな死後経過時間推定法の確立に関する研究
  • 法医学を取り巻く諸問題に対する日本国政府の動向に関する研究
  • 遺伝的多型と法医学実務への応用

     

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