疾病構造の変遷を理解し、要因の解明・対策を予防医学的視点から広く学習する。

衛生学・公衆衛生学は臨床医学、基礎医学に対応する医学の一分野であって社会医学系に属します。 疾病を予防し、健康を保持増進し、人類としての肉体的、精神的、社会的能力を最高度に発揮させるための自然科学および社会医学原理を学び、実地に適応する科学、技術を習得することを目標に、わが国の疾病構造の変遷を理解し、その要因の解明と対策の樹立について予防医学的視点から広く学習します。 また我々を取り巻く自然環境、人工環境、労働環境などにおける諸問題に関して知識を深めるとともに、健康影響を正しく把握し、評価するための疫学的考察力を習得します。 さらに包括的な生活の場である地域社会における個人と集団の特性を公衆衛生学的手法により認識し、将来医師として必要な基礎的な理論と技術を習得します。

研究テーマ、得意領域

  • 職域健診における内臓脂肪量の早期把握およびコホート研究によるメタボリックシンドローム予防対策の確立
  • 骨粗鬆症性骨折のリスク評価、骨粗鬆症と循環器疾患の関連についての検討
  • 活力ある高齢期を迎えるための健康づくりに関する地域コホート研究(高槻けんこう調査)
  • 産業・環境分野における微量元素分析法と生体暴露指標の開発

所属教員

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〒569-8686 大阪府高槻市大学町2-7 大阪医科薬科大学 衛生学・公衆衛生学教室

TEL
072-683-1221(内線2651)
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