開催概要
を開催しました。当日、セミナーにご参加いただきました皆様、運営にご尽力いただきました方々に厚く御礼申し上げます。
日 時:2025年9月26日(金)~27(土) 1日目 ハイブリッド開催 / 2日目 現地開催
場 所:ビジョンセンター浜松町6F会議室D(東京都港区浜松町2-8-14 浜松町TSビル)
対 象:医療系大学の内部質保証担当者、IR担当者、教務・入試課職員、または教育機関に所属して本セミナーに興味がある方
参加者:1日目 117名(web102名, 現地15名)※ 主催者・スタッフ2名を除く / 2日目 16名

セミナー案内チラシ
参加大学の設置形態・所属(学部)・職種・IR経験年数
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※主催・スタッフ2名除く 117名 割合の高い順に、「私立」61%(43校)、「国立」25%(16校)、「公立」15%(11校)でした。
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※不明1名、主催・スタッフ2名除く 116名 割合の高い順に、「医学部」43%、「その他保健福祉医療系学部」10%、「看護学部」8%、医療系複数学部6%、
「薬学部」と「歯学部」3%でした。「その他」にIR関連部署、事務局などの回答がありました。 -

※不明1名、主催・スタッフ2名除く 116名 参加者の職種の割合についてみると、「教員」53%、「事務員」45%、「技術職員」2%でした。
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※不明1名、主催・スタッフ2名除く 116名 割合の多い順に「3-5年未満」22%、「1-3年未満」21%、「経験なし」18%、 「1年未満」17%で、5年以上と回答した参加者は22%でした。
当日のプログラム


プログラム1日目 講演
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獨協医科大学教学IRセンター 山岸 秀嗣 准教授 講演① 獨協医科大学における実践事例 -アンケート調査から教育改善まで-
獨協医科大学教学IRセンターの組織的位置づけ、実際の調査活動(事例として外部テスト、卒業生調査)、調査結果の分析・提案・情報提供の流れについての説明のあと、教学IRデータから教育改善につなげた事例の紹介がありました。
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神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部(教学IR担当) 井上 一成 助教 講演② 神奈川県立保健福祉大学における実践事例 - 教学IRを"現場"で活用する -
神奈川県立保健福祉大学での教学IR立ち上げの経緯、立ち上げから半年間の取り組み状況や今後の進め方に関して、具体例を交えてご発表いただきました。
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なんもり法律事務所 南 和行 弁護士 講演③ 医療系大学における学生情報の取扱いと個人情報保護法
学生情報の取扱いについて、弁護士のお立場から南先生より「個人情報保護法」に関する用語・内容の解説の後、担当者が業務上注意すべき点や実際の訴訟リスクについてご教授いただきました。
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独立行政法人大学改革支援・学位授与機構研究開発部 嶌田 敏行 教授 特別講演 医療系大学の内部質保証に繋げる教学IR
内部質保証を意識した教学マネジメントを実施するためにIR担当者ができることはなにか、9つの観点(目的目標、評価の枠組みの設計、組織運営、政策・法令・社会ニーズ、人材運用、FD展開、教職員の意識改革、仕組みの点検、情報マネジメント)からご講演いただきました。
総合討論

1日目の講演終了後に行われた総合討論では、限られた時間でしたが
登壇者と参加者による、活発な質疑応答が行われました。
プログラム2日目 ワークショップ
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独立行政法人大学改革支援・学位授与機構研究開発部 嶌田 敏行 教授 ワーク① 内部質保証の全体像を把握する
ねらい:第1日目の基調講演での内部質保証に繋げるための枠組みについて自大学の現状分析を行い、改善の糸口を探る。
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大阪医科薬科大学 IR室 栃澤 健史 講師 ワーク② 学生調査を活用した教学IR(学生調査の結果に基づく分析・解釈と資料作成)
ねらい:集計に留まりがちな学生調査の分析法を共有し、他大学・他学部との比較を通じて自らの強みに基づく質向上のためのIRを検討する。
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大阪医科薬科大学 IR室 宮崎 誠 教授 ワーク② グループワークの風景
8割以上の参加者の方から、プログラムに満足したとの回答をいただきました。
次回も、多数の方のご参加をお待ち申し上げております。