ケガをしたとき

講義、実習、スポーツ・運動実習、課外活動中などの事故処理について

講義、実習、スポーツ・運動実習、課外活動中などにおいて発生した事故は、原則として次のマニュアルに従って行動してください。

  1. 軽度のけが、疾病については、健康管理支援室で応急手当を受けること。
  2. けがの程度の大きいとき、目に異物や薬品が入ったとき、有毒ガスを吸引したときなどは、直ちに健康管理支援室または薬学学務部学生課に連絡する。看護師、学生課員、または現場の教員、学生が付き添って電話予約の上、最寄りの病院で治療を受けること。
  3. 時間外に事故が発生した場合の応急処置については、阿武山キャンパス守衛所に備え付けの処置箱を利用し、症状に応じて2.と同様の処理手続きをとること。
  4. 移送車については原則としてタクシーを使用し、やむを得ない場合は救急車を利用すること。
  5. 保険証使用の場合に限り、事故処理に要した医療費(5日分まで)およびケガ人移送時のタクシー代は大学が全額負担するので、必ず領収書を受け取っておくこと。
  6. けがの場合には治療日数に応じて「学生教育研究災害傷害保険」により医療保険金が支払われる。
  7. 5.6.の手続きは薬学学務部学生課にて行うので、事故発生後1か月以内に申し出ること。

医療費補助

正課中や課外活動中、学校施設内での事故におけるケガについて、そのケガの治療にかかった医療費(原則保険適用分のみ)のうち初診から5日分までを補助します(上限10万円)。手続き書類は薬学学務部学生課にありますので、該当するすべての領収書を添付し、原則1か月以内に学生課に提出してください。なお、通学途上のケガは対象外です。
また、治療日数に応じて「学生教育研究災害傷害保険(学研災)」にも申請できますので、薬学学務部学生課に問い合わせてください。

学生教育研究災害傷害保険(学研災)

全学生が入学と同時に「学生教育研究災害傷害保険(学研災)」(通学中等傷害危険担保特約付)に加入しています。次のような場合でケガをした際、保険金が支払われますので、該当者は速やかに学生課で手続きをしてください。なお、支払保険金は、入院日数・実治療日数によって決められていますが、条件によっては対象とならない場合があります。


対象となる活動 活動内容の概略
(1) 正課中 講義や実習など
(2) 学校行事中 入学式、学位記授与式、大学祭、球技大会など
(3) 学校施設内にいる間 (1)(2)(4)以外で学校施設内にいる間(ただし、大学が禁じた時間もしくは場所にいる間、または大学が禁じた行為を行っている間を除く)
(4) 課外活動中 学内外を問わず、課外活動を行っている間
(5) 通学中 (1)(2)(4)への参加目的をもって、学校が禁じた方法を除く合理的な経路及び方法により、住居と学校施設との間を往復する間
(6) 学校施設など相互間の移動中 (1)(2)(4)への参加目的をもって、学校が禁じた方法を除く合理的な経路及び方法により、その活動が行われる場所への相互間を移動している間
対象となる
活動
死亡保険金
(事故の日から180日以内に死亡したとき)
後遺障害保険金
(事故から180日以内に後遺障害が生じたとき)
医療保険金
(必要な治療日数)
入院加算金
(1)(2) 2000万円 120〜3000万円 1日以上 1日につき
4,000円
(180日まで)
(3)(4) 1000万円 60〜1500万円 14日以上
(5)(6) 4日以上

また、「学研災付帯賠償責任保険(Aコース「学研賠」)」にも加入しています。国内外において、正課中、学校行事中、課外活動中(大学が認めたインターンシップまたはボランティア団体の活動に限る)またはその往復において、他人にケガをさせたり、他人の財物を損壊したことにより、法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害について保険金(対人賠償と対物賠償合わせて1事故につき1億円限度※免責金額0円)が支払われますので、事故が起きた場合は速やかに薬学学務部学生課に報告してください。
詳細については、入学時に配付した「学生教育研究災害傷害保険加入者のしおり」を参照してください。

学生生活総合保険(学研災付帯学総)

学研災の上乗せ補償制度として創設されました。 日常のリスクに対応する備えとして加入を検討してください。
団体割引(30%割引)が適用されますので保険料も割安になっています。詳しくは薬学学務部学生課窓口にあるパンフレットを参照してください。