健康管理

健康管理支援室

A棟1階に健康管理支援室が設けられており、健康の維持や増進に役立つ健康機器を設置しています。学生や教職員の病気の早期発見と予防のために、毎年4月に定期健康診断を、6月には体育局クラブ員を対象に心電図検査を実施しています。異常があれば、精密検査などの指導を行っています。また、急病やケガに対処できるよう看護師が常駐し、休養ベッド・応急処置用医薬品や衛生品を備えています。健康についての相談にも応じていますので、何かありましたら、健康管理支援室まで来てください。  

また、学部学生・大学院学生は学生教育研究災害傷害保険に全員加入し、講義、実習、課外活動、通学中の事故に対処しています。

遠隔地被扶養者証

健康保険は、疾病や負傷などで治療を受けたとき、医療費の個人負担を軽減するための制度です。被扶養者が保険加入者から遠く離れて居住している場合には、申請すれば「遠隔地被扶養者証」が交付されます(一人一枚のカード式保険証の場合は、申請不要です)。交付を受けるためには、市区町村役場(国民健康保険の場合)あるいは健康保険組合(企業健康保険、共済健康保険、政府管掌健康保険などの場合)に、加入者本人が申請することになっています。下宿をする人は、病気や負傷に備えて、「遠隔地被扶養者証」の交付を受けておくと便利です。

AEDおよび担架・車いすの設置場所

誰の身にも起こりうる突然の心停止状態、主な直接の原因は心室細動です。これは心筋に電気的刺激が不規則に伝導するために起きます。心筋がケイレン状態となり全身への血液循環が困難となり心停止状態になります。このケイレン状態を正常に戻すためには心臓への電気ショックが必要になります。心停止で意識を失ったまま10分間放置すると生存退院率(救命率)は10%以下になります。電気ショックは1分1秒でも早く行わなければなりません。この電気ショックを与える機器がAED〈自動体外式除細動器〉です。
本学には、「A棟」「B棟」「C棟」「D棟」「体育館」の各1階にAEDを設置しています。
★担架設置場所→C棟1階、D棟3階、学生クラブハウス1階
★車いす設置場所→A棟1階、B棟1階、C棟1階

飲酒

未成年者の飲酒は、法律で禁止されています。クラブのコンパなどで、飲酒の機会が多くありますが、先輩が後輩に飲酒を強要したり「イッキ飲み」を煽ったりするなどの行為は厳禁です。「イッキ飲み」から意識混濁に陥り、死に至ったケースが数多く報告されています。20歳を過ぎて法律上飲酒ができるようになっても、アルコール依存症やアルコール中毒に陥ることのないよう、日頃から飲酒の仕方や量に十分な注意を払ってください。

禁煙について

タバコの健康への悪影響は、医学的に証明されています。喫煙者本人の健康を害することもさることながら、受動喫煙によって迷惑が及びます。

  • タバコの害から人を守ることは、世界の流れです。
     未成年者の喫煙は、「未成年者喫煙禁止法」(明治33年公布)により禁じられています。「健康増進法」(平成14年公布)により、人が集まる場所では受動喫煙を防止することが義務化されています。国際的にも、「タバコ規制枠組み条約」(平成15年締結)により、各国政府はタバコの煙から国民を保護するための措置を取ることとされています。
  • 医療人として、率先して禁煙に努めなければなりません。
     医療機関では、全面禁煙が増えています。製薬企業でも、喫煙者を採用しないところが多くなっています。
     喫煙する場合も、周りの迷惑に配慮しなければなりません。医療人を養成する本学においては、すべての構成員が、自己を律し、率先して禁煙に努めなければなりません。

阿武山キャンパスをはじめ、本学全ての敷地内は全面禁煙(電子タバコ含む)です。また、敷地外でも大学近隣や路上等での喫煙は、近隣住民の迷惑となりますので禁止しています。 喫煙行為、迷惑行為を発見した場合、規程に基づき処罰の対象となります。

うがいと手洗いを

私たちの身のまわりには病気の原因となる目に見えない微生物が多数存在しており、これらが口や鼻などから体内に入ることにより感染を引き起こします。感染予防には日頃からのうがいと手洗いが大切です。
多くの微生物は、のどや消化器官の粘膜・目の粘膜・鼻の粘膜から感染します。のどの粘膜についた微生物を洗い流すためにうがいの習慣を、また、微生物のついた手で粘膜に触れないようにするために手洗いの習慣をつけましょう。