キャンパス生活に関すること

学内施設の利用状況と満足度

①図書館

頻繁に利用する学生は全体で2割程度で、図書館に不満を感じている学生は少ない

1~3年生で図書館をよく利用する学生はおよそ20%です。もっとも頻繁に図書館を利用しているのは5年生でおよそ40%になります。6年生で利用回数が減るのは自学自習室を利用するためでしょう。全体として昨年度より図書館の頻度は減少している結果です。一方、図書館の満足度をみると、全体ではおよそ60%がどちらかと言えば満足しており、不満に感じている学生は少ないようです。これは昨年度と同様の結果です。

②自学自習室(6年)

6年生の6割が自学自習室を毎日利用

国家試験を控える6年生には学内に自学自習室が割当てられています。毎日利用する学生が60%、週の半分利用する学生も合わせると70%程度が利用しています。満足度をみるとおよそ70%の学生が自学自習室にたいして比較的満足しています。これらの傾向は、昨年度とほぼ同じです。

③地下食堂

学食をよく利用するのはおよそ3割

学生地下食堂の利用は全体でおよそ30%です。学外の飲食店を利用したり、お弁当を持参したりしている学生が多いことが理由として考えられます。学年別でみると週2~3回以上利用する割合は、1~3年生では比較的低く、5年生でもっとも高くなっています。満足度に関しては、およそ40%が比較的満足していますが、どちらでもない、比較的満足していない学生もおよそ30%います。理由をみると値段、味、品数に不満を感じる学生が多いようです。これらの結果は、昨年度とほぼ同じです。

④保健管理室

およそ7割が年に数回利用している

多くの学生が年に数回利用しているのは、体調が優れない際の応急処置や相談だけではなく、定期健康診断や感染症予防のワクチン接種等で利用しているからだと考えられます。割合は少ないものの頻繁に利用している場合もあり、心身のケア・サポートとして頼りにしているようです。利用については、半数以上が比較的満足しています。これらの結果は、昨年度とほぼ同じです。

⑤クラブ部室(体育会系・文化会系)

全体では4割がクラブ部屋をよく利用する

1~3年生では半数以上が、4~6年生ではおよそ20~30%がクラブ部屋をよく利用しています。今年度は、3年生までと4年生以降で部室の利用状況に違いが見られました。クラブ部室に関する満足度は、比較的満足しているのは全体でおよそ40%で、不満の理由としては、施設の古さ、汚さ、狭さの指摘が多数でした。なお、さわらぎキャンパスのクラブ部屋は建て替えが決まりました。

クラブ、サークル活動

①クラブ、サークルの加入状況

②1週間あたりのクラブ、サークル活動時間

③クラブ、サークル活動の学業への影響度

④クラブ、サークル活動の満足度

学生全体の8割以上が加入

なんらかのクラブ・サークルに加入している学生は全体でおよそ80%です。引退・退部する割合が高くなる4年生以上でも加入者が80%程度を維持しています。クラブ・サークルの活動時間が週5時間未満の学生が全体の50%程度です。一方、およそ15%の学生が週10時間以上と回答しています。学業への影響では、学業を犠牲にしてクラブ・サークル活動をしていると回答している学生は全体で30%程度となっており、3年生以下でややその割合が高く、4年生以上では学業にプラスになっているとする学生の割合がやや高めです。満足度をみると、全体の80%近くが比較的満足しています。この傾向は、昨年度とほぼ同じです。