回答状況
MS Formsを利用した調査

1.居住と通学
(1)現在の住居

「自宅」と回答した学生は薬学部生全体では71.3%である。学年別では2年生がもっとも高く77.0%、もっとも低い3年生では66.5%である。
(2)通学時間

薬学部生全体では「90~120分未満」と回答した割合がもっとも高く27.9%であり、約6割は通学に60分以上かかると回答している。
2.睡眠時間

薬学部全体では、「4~6時間未満」と答えた学生が47.3%でもっとも高いが、約半数は6時間以上と回答している。学年別で6時間以上と回答した割合はもっとも高い6年生では65.5%であり、2年生以上では学年が上がるにつれて6時間以上と回答する割合は高くなる傾向がみられる。
3.学内施設・支援の利用状況と満足度
(1)図書館 、自学自習室、共用スペースなどの学習支援施設
① 施設の利用

② 利用した学生の満足度

薬学部生全体では92.3 %の利用があった。利用した学生全体では、約7割が「満足している」または「やや満足している」と回答している。
(2)キャリアサポートなど就職・進路への支援
① 支援の利用

② 利用した学生の満足度

薬学部生全体では61.9%の利用があった。利用した学生全体の52.5%はどちらかといえば満足していると回答し、40.1%は「どちらでもない」と回答している。学年別にみると、満足していると回答した割合は5~6年生で高い。
(3)学習・心身の健康面の相談体制(面談・カウンセリングを含む)
① 相談の利用

② 利用した学生の満足度

薬学部生全体では51.8%の利用があった。利用した学生全体では43.8%が「満足している」または「やや満足している」と回答している。学年別にみると、満足していると回答した割合は6年生でもっとも高く、52.8%である。
(4)奨学金等の経済的支援に関する情報提供
① 情報提供の利用

② 利用した学生の満足度

薬学部生全体では61.8%の利用があった。利用した学生全体では半数程度が「満足している」または「やや満足している」と回答している。学年別でみると、満足していると回答した割合はもっとも高い5年生で52.9%である。
4.クラブ、サークル、同好会活動
(1)今年度加入しているクラブ、サークル、同好会(複数回答可)

(2)1週間あたりの活動時間

(3)クラブ、サークル、同好会活動の学業への影響度

(4)クラブ、サークル、同好会活動の満足度

薬学部生全体では割合の高い順に、「本学公認の体育系クラブ」41.2%、「学内外いずれのクラブ・サークル・同好会にも所属していない」40.6%、「本学公認の文化系クラブ」17.8%の順である。
1週間あたりの活動時間について、薬学部生全体の28.1%は5時間未満である。学年別で8時間以上と回答した割合がもっとも高いのは、3年生の7.8%である。
学業への影響について薬学部の活動者全体では、68.8%は「ほとんど支障はない」、15.0%は「学業にプラスになっている」と回答している。
活動の満足度について薬学部生の加入者全体の62.6%が「満足している」または「ある程度満足している」と回答している。学年別にみると比較的満足していると答えた割合は1年生がもっとも高く73.8%である。
5.ボランティア活動
① ボランティア活動の状況

② 活動頻度

薬学部生全体でボランティア活動をしたのは10.5%である。活動経験者全体の約3割は月に1回程度以上活動していると回答している。
6.今年度の経済状況
(1)平均的な1か月あたりの総収入

(2)平均的な1か月あたりの総支出

平均的な1か月あたりの総収入について、薬学部生全体では5万円未満が51.4%であり、9万円以上は15.9%である。学年別にみると、6年生の64.4%は5万円未満である。
平均的な1か月あたりの総支出について、薬学部生全体では「3万円未満」が約4割、5万円未満は約7割である。学年別でみると、7万円以上と回答した割合は5年生がもっとも高く21.6%である。
7.アルバイト
(1)現在のアルバイト状況

(2)現在行っているアルバイトの種類

(3)平均的な1週間あたりの就労時間

(4)アルバイト収入の使途

(5)アルバイトと学業の関係

薬学部生全体の65.0%がアルバイトをしている。学年別にみると1~4年生では約7~8割の学生がアルバイトをしているが、もっとも低い6年生では18.9%である。
アルバイトの職種についてみると、割合の高い順に「飲食店」41.4%、「販売・サービス」32.5%、「学習塾講師」22.8%、「医療・介護」9.4%である。
就業時間について薬学部生全体では、51.2%が10時間未満としている一方、約2割は15時間以上と回答した。学年別でみると、アルバイトをしている2年生の27.7%は15時間以上と回答している。
アルバイト収入の使途について割合の高い順に、「娯楽・し好費」81.4%、「食費」39.0%、「旅行費用」36.1%、「貯金」27.7%、「交通費」26.5%である。
学業との関係について、アルバイトをしている薬学部生全体の約7割は「まったく支障はない」または「あまり支障はない」と回答している。
8.不安や悩み
(1)今年度の状況

(2)今年度の不安や悩みの種類

(3)悩みの相談相手

薬学部全体で不安や悩みがある学生は38.2%である。学年別にみると、悩みのある割合は2年生がもっとも高く43.7%である。
不安や悩みの種類としては、割合の高い順に「進級・留年への不安」66.1%、「進路・就職」39.2%、「勉学への意欲がわかない」37.5%、「授業が理解できない」25.6%、「経済的な不安」20.0%である。
悩みの相談相手としては、「家族」68.3%、「学内の友人・知人」65.8%、「学外の友人・知人」55.4%の順に高い。また薬学部生の6.0%は相談相手が「誰もいない」と回答している。
9.卒業後の進路

薬学部生全体では、割合の高い順に「病院」53.0%、「薬局」52.0%、「企業」32.6%、「ドラッグストア」32.3%、「公務員」13.0%である。
10.大学生活全般の満足度

薬学部学生全体では、「満足している」の回答が21.1%であり、「どちらかといえば満足している」の回答を合わせると69.5%の学生が満足している。学年別でみると、1年生と5・6年生で「満足している」の回答が2割を超えている。