回答状況
MS Formsを利用した調査
1.居住と通学
(1)現在の住居
「自宅」と回答した学生は薬学部生全体では70.9%である。学年別では1年生がもっとも高く79.4%、もっとも低い6年生では66.0%である。
(2)通学時間
薬学部生全体では「90~120分未満」と回答した割合がもっとも高く28.9%であり、約6割は通学に60分以上かかると回答している。
2.睡眠時間
薬学部全体では、「4~6時間未満」と答えた学生が45.4%でもっとも高いが、50.6%は6時間以上と回答している。学年別で6時間以上と回答した割合はもっとも高い6年生では65.6%であり、学年が上がるにつれて6時間以上と回答する割合は高くなる傾向がみられる。
3.学内施設・支援の利用状況と満足度
(1)図書館 、自学自習室、共用スペースなどの学習支援施設
① 施設の利用
② 利用した学生の満足度
薬学部生全体では89.3%の利用があった。利用した学生全体では、64.2%が「満足している」または「やや満足している」と回答している。
(2)キャリアサポートなど就職・進路への支援
① 支援の利用
② 利用した学生の満足度
薬学部生全体では62.5%の利用があった。利用した学生全体の49.0%はどちらかといえば満足していると回答し、39.7%は「どちらでもない」と回答している。学年別にみると、満足していると回答した割合は6年生がもっとも高く66.6%であり、2年生以上では学年が上がるにつれ、満足している割合も高くなっている。
(3)学習・心身の健康面の相談体制(面談・カウンセリングを含む)
① 相談の利用
② 利用した学生の満足度
薬学部生全体では51.2%の利用があった。利用した学生全体では42.1%が「満足している」または「やや満足している」と回答している。学年別に満足していると回答した割合をみると1年生は51.7%、2~6年生では40%前後である。
(4)奨学金等の経済的支援に関する情報提供
① 情報提供の利用
② 利用した学生の満足度
薬学部生全体では61.1%の利用があった。利用した学生全体では46.3%が「満足している」または「やや満足している」と回答している。学年別でみると、満足していると回答した割合はもっとも高い2年生で51.1%である。
4.クラブ、サークル、同好会活動
(1)今年度加入しているクラブ、サークル、同好会(複数回答可)
(2)1週間あたりの活動時間
(3)クラブ、サークル、同好会活動の学業への影響度
(4)クラブ、サークル、同好会活動の満足度
薬学部生全体では割合の高い順に、「本学公認の体育系クラブ」40.8%、「学内外いずれのクラブ・サークル・同好会にも所属していない」40.8%、「本学公認の文化系クラブ」16.7%の順である。
1週間あたりの活動時間について、薬学部生全体の42.4%は5時間未満である。学年別で8時間以上と回答した割合がもっとも高いのは、1年生の11.5%である。
学業への影響について薬学部の加入者全体では、72.2%が「ほとんど支障はない」、13.0%は「学業にプラスになっている」と回答している。
活動の満足度について薬学部生の加入者全体の54.2%が「満足している」または「ある程度満足している」と回答している。学年別にみると比較的満足していると答えた割合は1年生がもっとも高く68.1%である。
5.ボランティア活動
① ボランティア活動の状況
② 活動頻度
薬学部生全体でボランティア活動をしたのは8.1%である。活動経験者全体の約7割は「年に数回程度」活動していると回答している。
6.今年度の経済状況
(1)平均的な1か月あたりの総収入
(2)平均的な1か月あたりの総支出
平均的な1か月あたりの総収入について、薬学部生全体では5万円未満が54.6%であり、9万円以上は15.8%である。学年別にみると、6年生の64.2%は5万円未満である。
平均的な1か月あたりの総支出について、薬学部生全体では「3万円未満」が約4割、5万円未満は66.9%である。学年別でみると、7万円以上と回答した割合は5年生がもっとも高く23.0%である。
7.アルバイト
(1)現在のアルバイト状況
(2)現在行っているアルバイトの種類
(3)平均的な1週間あたりの就労時間
(4)アルバイト収入の使途
(5)アルバイトと学業の関係
薬学部生全体の60.3%がアルバイトをしている。学年別にみると1~4年生では7割前後の学生がアルバイトをしているが、もっとも低い6年生では17.2%である。
アルバイトの職種についてみると、割合の高い順に「飲食店」38.2%、「販売・サービス」30.4%、「学習塾講師」27.2%、「医療・介護」9.1%である。
就業時間について薬学部生全体では、53.3%が10時間未満としている一方、約2割は15時間以上と回答した。学年別でみると、アルバイトをしている4年生の24.3%は15時間以上と回答している。
アルバイト収入の使途について割合の高い順に、「娯楽・し好費」78.7%、「貯金」36.2%、「食費」34.0%、「旅行費用」31.1%、「交通費」24.4%である。
学業との関係について、アルバイトをしている薬学部生全体の73.6%は「まったく支障はない」または「あまり支障はない」と回答している。
8.不安や悩み
(1)今年度の状況
(2)今年度の不安や悩みの種類
(3)悩みの相談相手
薬学部全体で不安や悩みがある学生は43.0%である。学年別にみると、悩みのある割合は2年生がもっとも高く49.3%である。
不安や悩みの種類としては、割合の高い順に「進級・留年への不安」65.0%、「進路・就職」41.1%、「勉学への意欲がわかない」40.7%、「授業が理解できない」22.8%、「体調・健康の不安」22.4%、「経済的な不安」20.2%である。
悩みの相談相手としては、「家族」69.3%、「学内の友人・知人」63.3%、「学外の友人・知人」53.0%の順に高い。また薬学部生の6.5%は「誰もいない」と回答している。
9.卒業後の進路
薬学部生全体では、割合の高い順に「薬局」54.2%、「病院」52.1%、「企業」30.9%、「ドラッグストア」29.8%、「公務員」14.0%である。
10.大学生活全般の満足度
薬学部学生全体では、「満足している」の回答が17.4%であり、「どちらかといえば満足している」の回答を合わせると62.0%の学生が満足している。学年別でみると、1年生と6年生で「満足している」の回答が2割を超えている。