回答状況
学修実態部分:UNIPA マイステップを利用した調査
学生生活部分:UNIPA アンケート機能を利用した調査
1.居住と通学
(1)現在の住居
「自宅」と回答した学生は医学部全体では55.4%である。学年別でみると1年生がもっとも高く65.5%、4年生と6年生はもっとも低く48.0%である。
(2)通学時間
医学部生全体では「15分未満」と回答した割合がもっとも高く39.8%、「15~30分未満」の回答と合わせると約半数が通学時間30分未満である。一方、通学時間60分以上は25.7%である。学年別でみると通学時間が「15分未満」と回答した学生の割合は6年生でもっとも高く54.0%である。
2.睡眠時間
医学部生全体では「4~6時間未満」が39.4%でもっとも高いが、56.4%は睡眠時間が6時間以上と回答している。学年別でみると1~4年生では睡眠時間6時間未満が半数前後であり、5~6年生では6時間以上の睡眠時間の学生が約7割である。
3.学内施設・支援の利用状況と満足度
(1)図書館 、自学自習室、共用スペースなどの学習支援施設
① 施設の利用
② 利用した学生の満足度
医学部生全体では95.3%の利用があった。利用した学生全体では、69.4%が「満足している」または「やや満足している」と回答している。
(2)マッチング、国家試験対策など就職・進路への支援
① 支援の利用
② 利用した学生の満足度
医学部生全体では65.1%が利用しており、学年が上がるごとに利用の割合が高い。利用した学生全体では、44.5%はどちらかといえば満足していると回答し、39.1%は「どちらでもない」と回答している。学年別でみると、6年生では64.9%がどちらかといえば満足している。
(3) 学習・心身の健康面の相談体制(面談・カウンセリングを含む)
① 相談の利用
② 利用した学生の満足度
医学部生全体では64.7%の利用があった。利用した学生全体では、52.9%がどちらかといえば満足している。
(4) 奨学金等の経済的支援に関する情報提供
① 情報提供の利用
② 利用した学生の満足度
医学部生全体では53.9%の利用があった。利用した学生全体では、47.5%がどちらかといえば満足している。
4.クラブ、サークル、同好会活動
(1)今年度加入しているクラブ、サークル、同好会(複数回答可)
(2)1週間あたりの活動時間
(3)クラブ、サークル、同好会活動の学業への影響度
(4)クラブ、サークル、同好会活動の満足度
医学部生全体では、割合の高い順に「本学公認の体育系クラブ」77.9%、「本学公認の文化系クラブ」32.6%、「学内外いずれのクラブ・サークル・同好会にも所属していない」7.2%である。
1週間あたりの活動時間について、医学部生全体の50.4%は5時間未満である。学年別にみると1~3年生の約3割は活動時間が8時間以上である。
学業への影響について、医学部の加入者全体の70.4%が比較的支障はないと回答しているが、1~4年生の加入者では3割~5割が、どちらかといえば犠牲にしていると回答している。
活動の満足度について医学部の加入者全体の59.2%がどちらかといえば満足していると回答している。学年別にみると、比較的満足していると回答した割合は1年生がもっとも高く、84.0%である。
5.ボランティア活動
① ボランティア活動の状況
② 活動頻度
医学部生全体でボランティア活動をしたのは16.6%である。活動経験者について学年別にみると、3~4年生の半数以上は月に1回以上活動していると回答している。
6.今年度の経済状況
(1)平均的な1か月あたりの総収入
(2)平均的な1か月あたりの総支出
平均的な1か月あたりの総収入について、医学部生全体では5万円未満が42.8%であり、9万円以上は29.5%である。学年別にみると6年生の40.0%は9万円以上と回答している。
平均的な1か月あたりの総支出について、医学部生全体では5万円未満が40.1%、9万円以上は27.5%であり、総収入の割合とほぼ同じである。
7.アルバイト
(1) 現在のアルバイト状況
(2)現在行っているアルバイトの種類
(3)平均的な1週間あたりの就労時間
(4)アルバイト収入の使途
(5)アルバイトと学業の関係
医学部生全体の54.2%はアルバイトをしている。学年別にみるともっとも高い2年生が67.3%、もっとも低い6年生では33.0%である。5~6年生で比較的就業割合が低い。
アルバイトの職種についてみると、割合の高い順に「学習塾講師」36.5%、「飲食店」28.2%、「家庭教師」26.7%、「医療・介護」11.7%である。
就業時間について医学部生では61.0%が10時間未満と回答している。学年別にみると6年生の半数は10時間以上と回答している。
アルバイト収入の使途について、割合が高いのは「娯楽・し好費」60.4%、「食費」52.8%、「旅行費用」27.3%、「貯金」23.9%、「課外活動(クラブやサークルなど)」23.0%の順である。
学業との関係について、アルバイトをしている医学部生全体の77.7%は「まったく支障はない」または「あまり支障はない」と回答している。
8.不安や悩み
(1)今年度の状況
(2)今年度の不安や悩みの種類
(3)悩みの相談相手
医学部全体で不安や悩みがある学生は33.3%である。学年別にみると不安や悩みがある割合は1年生の40.9%がもっとも高く、4~6年生では比較的割合は低い。
不安や悩みの種類としては、割合の高い順に「進級・留年への不安」59.5%、「勉学への意欲がわかない」29.5%、「クラブ・サークル活動」24.5%、「友人関係」22.5%、「体調・健康の不安」22.0%、「進路・就職」21.5%である。
悩みの相談相手としては、「学内の友人・知人」72.0%、「家族」54.2%、「学外の友人・知人」43.1%の順に高い。また医学部生の5.8%は「誰もいない」と回答している。
9.卒業後の進路
医学部生全体でみると、割合の高い順に「臨床医」95.5%、「研究医(大学)」12.1%、「研究医(研究機関)」5.5%、「医療行政の分野 」3.5%、「国際医療協力」2.8%である。
10.大学生活全般の満足度
医学部生全体で「満足している」または「どちらかといえば満足している」と回答した割合は82.7%である。学年別にみると、1年生と6年生で「満足している」の割合が5割を超えている。