小児開心術後鳩胸変形を矯正する装具の効果

研究の名称

小児開心術後鳩胸変形を矯正する装具の効果

対象

2018年4月1日から2023年3月31日までの期間に、当院で開心術後に生じた鳩胸変形に対して装具を装着した患者さんの診療記録を研究に利用いたします。本学では、約50例を予定しています。

研究期間

2022年3月29日〜2025年3月31日

試料・情報の利用目的及び利用方法

利用目的

当院で実施している「小児開心術後鳩胸変形を矯正する装具」の有効性と安全性を、外来フォローアップ時における変形度の計測や視覚的変化、合併症発生の有無を調査することで評価します。

利用方法

患者さんの情報を、当院の診療記録から収集し、抽出した情報を基に統計解析を行います。抽出する診療情報は、診療情報と同様に厳重に管理され、個人を特定できる情報が漏れることはありません。研究結果は、個人を特定できないように対処したうえで、学会や学術誌で発表される予定です。本研究は日常診療を行った後に情報をまとめる形で行われる研究(観察研究)ですので、参加することによる直接的な利益や不利益はありません。また、本研究へ参加することで、新たに発生する自己負担はありませんし、謝礼金などもありません。

対象者の方(あるいは代理人)の申し出により、他の対象者等の個人情報保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、研究に関する資料を入手や閲覧できますので、ご希望される際は、下記の問い合わせ窓口までご連絡ください。

<問い合わせ窓口>

【研究機関】
〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号
大阪医科薬科大学 胸部外科学教室
担当者 根本慎太郎
連絡先 072-683-1221(代) 内線2362