元野 誠
MOTOMO MAKOYO
医学部 解剖学教室
MOTOMO MAKOYO
医学部 解剖学教室
カテゴリー:医薬品・医療素材
研究開発段階
概要
脊髄運動ニューロンと骨格筋の共通の前駆細胞である神経中胚葉前駆細胞(NMPs) を起点に、同一培養系で運動ニューロンと骨格筋を同時に誘導することで、 ヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、マウスでは再現できないヒトの発生原理に基づいた神経筋接合部(NMJ)モデルを構築した。
技術の特徴
- WNTシグナル活性化(CHIR)の添加タイミングの条件検討により、NMPsの高効率な誘導に成功(Fig.1)
- 同一の培養系において健常iPS細胞・疾患ALS/CMS iPS細胞を用いて、胸髄領域におけるNMJの誘導に成功(Fig.3)
- 誘導されたNMJは、クラーレまたはα-ブンガロトキシンの添加により筋収縮が低下
神経中胚葉前駆細胞の効率的な誘導法
胸髄運動領域、骨格筋前駆細胞の誘導確認
NMJの構成因子の発現を確認
分化誘導過程における脊髄部位の誘導変化
応用可能性
● 頚髄・腰髄領域へのNMJ誘導法の拡張(Fig.4)
● NMJ関連疾患患者由来iPS細胞を用いて、疾患メカニズムの解明や新規治療薬開発への活用
● 老化・サルコペニア研究や神経・筋の部位特異的疾患への応用
特許
- 関連特許出願中